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煌言25~往来を喜ぶ精神

2016年02月09日 | 読書
☆本当に、感動・感激・感謝をもって「理解する」のは、一部の人にだけ必要なことではなくて、みんなに必要なことなのだ。そういった意味で、どんな学校でも「子どもの感性培う教育」を考えなければいけない。
 坪田耕三『素敵な学級づくり 楽しく・優しく』(教育出版)


 「感性を培う」ではなく「感性に培う」である。
 一見、助詞の誤りと思わせるが、そこに深い意味がある。
 どちらの助詞をつかったとしても、子どもの感性を信じることが基盤になければならない。

 一人一人の持つ感性を引き出したり、お互いの感性を結んだりすることの中に教師の役割がある。
 坪田先生の強調しておられるのは「共創」という姿勢であり、お互いの往来を喜ぶ精神が必要になる。