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煌言26~教師が信じ明るく問う

2016年02月11日 | 読書
☆どうすれば相手の態度が変わってくれるのでしょうか。それは、お説教ではなく、ストーリーを作ることです。ストーリーとは、「なぜ、それをやることが必要なのか?」「それをやると、どんないいことがあるのか」といった行動の核心とも言うべきもの。それを相手に理解させるように導くことで、相手の心を動かし、態度を変えようと思う気持ちが生まれるのです。
 向後千春『いちばんやさしい教える技術』(永岡書店)


 人間はそんなに変わらないことを前提に、新たなことを「教える」ために相手をどう仕向けていくかが語られている。
 もちろん、そのためにはストーリーを引きだす質問が大切だ。

 単純に考えれば、これは小学一年生にも当てはまると言えるだろう。
 一斉指導が適用場面の多くを占めるとすれば、複雑な質問では無理だろう。
 これから学習しようとする事柄についての価値を、教師が信じ、明るく問いかけること。

 これがさらっと出来るためには、結構な練習が必要だ。