すぷりんぐぶろぐ

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シェーと思いきり叫びたい

2016年02月27日 | 雑記帳
 朝、なんの話をしている時だったろうか。「シェー」と家内が呟いた。「それは娘の世代にはわからない」と返したのは、そのポーズをとってみせてるからだ。瞬間ちょっとした違和感を覚えた。頭の上の手は、軽く内の方へ曲げることは問題ないが、問題は下方の手の向き。手のひらが下を向いている。「ちがうでしょ。」


 「えっ、こうだよ」と反論してくる。「こうだろっ」と手のひらを上方に向けたポーズをしてみる。「ええっ」「えええっ」とやり取りでは、埒が明かないので「じゃあ、学校に行って、わかる年代の人に訊いてみる」と出勤したが、忙しい職場でこんなことを口に出したら、それこそシェーだろっとネット検索に変更。


 で、見たら、ああそうだった…「手のひらは内向き」が模範解答のようだ。ただ、wikiには「上向き」もあったので、自分の方が正解といってよいようだ。漫画で育った世代にしても記憶はあやふやのものである。無理やり結論づけると、手のひらが内向きということで、シェーは驚きとともに自己防衛を示している。


 最近の某日、妙に「口が渇いた」一瞬があった。意外な展開に緊張した。その時、心の中では「シェー」だったか。その後、口から出るのは自己防衛だったから。これしきの事でやや動揺する自分が情けなく思えてきた。仏スラングではシェーとは「糞ったれ」を意味するそうな。口に出してみたら気持ちいいだろう。