すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

箱に詰め込んだ本の行方

2016年05月06日 | 雑記帳
 前回の書籍整理から約一ヶ月、第二弾は教育関係書以外の本に手をつけた。今回は大雑把に半数ほどに減らしたいと考えた。選考基準は、もう一度読み直す可能性があるかどうかだ。その判断も微妙に二つに分かれる。単純にもう一度読みたい気持ちが残っているか、あるいは必要になるかもしれないという思いだ。


 必要の可能性が残るのは「書」「写真」「短歌、俳句」などの系統、それから地元出版本などである。「書」など仕事上のこととは別に、素人の趣味として気まぐれになりながらも続けてきた。いずれもたいした実力を身に付けられなかったが、これからでもやりだしたらモノになるかも、と色気が残っているのだろうか。


 それにしても整理下手や健忘症?を、今回の大整理でも思い知らされた。まずは2冊購入している本が目立つ。単行本と文庫、新書という版型が違うだけでなく、まったく同じ体裁もあるのだ。さらに談志のDVDブックなど開けていない本があるのは、いったいどういうことだ。少し鑑賞に浸れる嬉しさもあるにはあるが…。


 今回ブックオフオンラインに送るのは7箱。まあ、簡単に処分するよりはリサイクルできるのならしてほしいし、ほんの少しは買い取ってもらえるだろう。その送った本が店頭に並び、自分がまた108円で買ってしまうのではないかと怖れをちょっと感じてしまったことも笑える。そんな事態が起こるのは幸せか否か。


 読んだ記憶がありまた読みたくなるなら、描かれている世界や文章に魅力があることだから文句はない。しかし読んだことを忘れ、また手にするというのであれば、結局のところ著者や題名などに惹かれて買ったが、中身の失念だから残念なことだろう。いや、何度も繰り返し出合うのは因縁のような気もしてきた。