すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

まさに試金石

2016年05月14日 | 読書
 Volume2


 A面 「結論はただひとつ 『そのうちに…』ということは人生では禁句なのだ。」 

 雑誌の付録としてビジネスマン向けの名言集にあった大前研一氏のことば。

 結構使っている「そのうちに…」。
 使っているときのことを考えると、全部ではないけれど、優先順位が高くない約束の時が多い気もしてくる。
 本当にやりたいのなら、本当に必要なら、そういう言葉遣いにはならないのだと思う。

 その頻度の高低によってレベルがわかる、試金石のような用語だ。




 B面 「イルカしら?あなたらしくあるために、誰かの評価がいるかしら」   

 素人の投稿名言集から見つけた。居酒屋においてあったガチャガチャの中にあるイルカのキーホルダーに、この言葉が書かれていた。

 物質面、精神面ともに「いるかしら」という問いは、今の自分のど真ん中をついてくる。
 そして気づくのは、いかに今までその問いをないがしろにしてきたか、ということだ。
 押し寄せる諸々を受け止めることも大事ではあるが、その前に「いるかしら」と一呼吸置くこと。

 これも、使えるかという意味ではまさに試金石だ。