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ミノゴナシ旅・マイ土産

2016年05月23日 | 雑記帳
 食べ物の類はさておき、旅の思い出として家族や自分へのお土産をどうするか。これも結構大事なことだ。今回、事前に一つだけねらいを決めていた。「二度目の台湾」という旅番組で紹介があった「日星鑄字行」という店に行き、活字印版を作ること。結局、自分で探せず店員頼みだったが、素敵な仕上がりとなった。




 九份のみやげ物街で器を求めた。少し遠くに出かけた時にあまり高くないぐい呑みなどを買ってくることが多い。今回は台湾なので茶器なのだろうが、小さいのでぐい呑みでも十分いける。白磁っぽいオシャレな器を見つけた。数百円ではお得だと思った。空港の免税店では似たようなものが3倍の値がついていた。


 アクセサリーを買う趣味はない。しかし今回九份で求めたものがある。様々な石などを磨き飾りに仕上げている店は、観光地につきものである。そんな中初めて見かけたその名前に興味を引かれた。「試金石」。先日そんな言葉を使ったばかりだ。私がその本物よ、とその黒いだけの変哲のない石が呼びかけた気がした。




 少し残った台湾ドルは空港内の店で使うことに。珍品を探して猪肉の燻製に目をつけた。値段も手頃だ。手に取ると店員がカタコトの日本語で「これは検査されるよ」という。そういえば注意書きを目にしたような…。びっくりしたが、こんな風に細かい取り決めが張り巡らされていることを実感できた出来事だった。