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そこまでありの社会

2016年05月27日 | 雑記帳
 先週、旅行からの帰路。飛行機最終便なので帰宅は午後11時近くになった。ほとんど暗闇の中、車を走らせて自宅近くまで来たら、田んぼを照らしながら作業している農耕機が…田植えか。この時間帯の作業は初めて見た。請け負いかもしれない、日中できない事情があるのか…いやあ、夜の田植えは結構衝撃的だ。


 この広告、なかなかいいコピー。店頭に並んでいたら思わず手を伸ばしそうだ。しかし、まてよ、そもそもコーヒー豆って国産なのか。沖縄はあるらしいが…。焙煎したっていうことなのか。よくよく読むと「日本の水に合う」ということを言いたいらしい。それじゃあ、その天然水を手に入れろということじゃないの。


 新聞折り込みを見て、思わず「えーっ、これ見た」とある葬儀社の広告を見せたら、家人は「知ってる。都会ではよくあるらしい」という返答。そうなのか…「入棺体験あり」。葬儀に関わる事前?準備はどこまで許容されるか。「体験」するのは、結婚式と違って、大方予想される該当者ではないことは確かだろうなあ。


 例えば身近な高齢者を連れてきて入らせ「どお?じいちゃん、これでいい?狭くない?」なんて訊くわけではないだろう。葬儀に関わる人が入り「木の香りが素晴らしい、安らかに眠ることができそう」と想像することに意味があるのか。そんなことに価値をつける…経済が誘導する妄想が膨らんでいくということか。