Volume16~外国人スペシャル2
「日本人が手間のわりに、お金の儲からないことに価値を見出してきた」
比較文化研究者、王敏氏(中国)の言葉。
折り紙、和紙の伝統などを例に、そう語った。モノを売る際に「こうしたら買う人が喜ぶ」ということを、価格抜きに考えるような心は確かに残っているのではないか。
それを一つの精神的な対価として受け止めている気もする。
その日本人の感覚はグローバルな世界が広がる中で、尊重されていくのかどうか。そして自分はどうしていくのか、考えさせられる。
「日本人は、ロボットでも人格的なものを感じることができれば“仲間”として容易に受け入れることができるのです」
デザイナー パトリス・ジュリアン氏(フランス)の言葉。
人工知能を搭載するロボットが開発され、徐々に広がりを見せている。
それ以外にも、人間的な音声を発する家電や機器などは日常的だ。そうした開発に長けている我が国の姿に、日本的なコミュニケーションの典型を見ているようだ。
確かに、無生物にさえ「命」の存在を重ねられる私達は、論理とはかけ離れたところで動き、考えることが多いように思う。
何かとてつもない習性をもっている国民だなと、また驚く。
「日本人が手間のわりに、お金の儲からないことに価値を見出してきた」
比較文化研究者、王敏氏(中国)の言葉。
折り紙、和紙の伝統などを例に、そう語った。モノを売る際に「こうしたら買う人が喜ぶ」ということを、価格抜きに考えるような心は確かに残っているのではないか。
それを一つの精神的な対価として受け止めている気もする。
その日本人の感覚はグローバルな世界が広がる中で、尊重されていくのかどうか。そして自分はどうしていくのか、考えさせられる。
「日本人は、ロボットでも人格的なものを感じることができれば“仲間”として容易に受け入れることができるのです」
デザイナー パトリス・ジュリアン氏(フランス)の言葉。
人工知能を搭載するロボットが開発され、徐々に広がりを見せている。
それ以外にも、人間的な音声を発する家電や機器などは日常的だ。そうした開発に長けている我が国の姿に、日本的なコミュニケーションの典型を見ているようだ。
確かに、無生物にさえ「命」の存在を重ねられる私達は、論理とはかけ離れたところで動き、考えることが多いように思う。
何かとてつもない習性をもっている国民だなと、また驚く。