すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

ホンロウが思い出せない

2021年01月17日 | 雑記帳
 雪が少し収まってきて、改めて机周りを見回すとかなり散乱している状態だ。元旦から忘れず付けてきたアナログ日記も11日でストップしたことを4日後に気づき書こうとした。師走から止まない雪、そして雪害、事故さらに感染症拡大等にホンロウされた半月だったと思い、さて、ホンロウの漢字が思い出せない。


 『翻弄』…おおっ、そうだった。しかし…。「弄」は「もてあそぶ」という意味でその通りだが、「翻」つまり「ひるがえる」とは何だ?「裏返る・反対になる」というニュアンスは感じるが…。こういう場合はシソーラス(類語)が役に立つ。そうか、つまり「振り回され、煽られ、ばたばた」している状態を指している。



 納得したところで、そんなにばたばたしていたかと自問する。確かに、勤務している図書館が13日火曜に朝の段階では通常開館、その後2時間後に町の方針が示されて、急遽休館になったときは少し驚いた。しかし危機管理とは結構付き合いが長いので、動揺もなかった。では「雪・雪害」の面はどうかと言えば…。


 ここ2,3日落ち着いたのでほっとしながら、今後のことも考えながら作業出来ているのではないか。TVや新聞で流されるほどの事故が身近な場所や町内で起こり、そこは確かに心穏やかでいられない。人生には思いもかけない事が起こる…簡単に口にするが自分には「まさか」が起きないと思っているのが普通だ。


 どんな状況にも自然体でいられる人…今朝、たまたま見たヨットレーサーの白石康次郎さんなどはその域だろう。常に今自分に出来ることを坦々と行う、その積み重ねが出来る幅を広げ、深度を作る。そうなると簡単にアクシデントにも翻弄されない。さて、とりあえず玄関横の積もった雪を少しは崩しておこうか。