先月、厚生労働省が「平成20年労働組合基礎調査結果」↓を発表しました。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/08/index.html
この調査結果、試験によく出題されます。
労働経済の中では、かなり重要な統計と考えてよいところです。
そこで、調査結果の概要ですが、
1 労働組合員数について
平成20年6月30日現在の労働組合員数は1,006万5千人で、前年より
1万5千人減少(前年比0.1%減)となっています。
2 推定組織率について
推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は18.1%で、前年と
横ばいとなっています。
3 パートタイム労働者の労働組合員数等について
パートタイム労働者の労働組合員数は61万6千人で、前年より2万8千人
増加(前年比4.7%増)となっており、推定組織率は5.0%で、前年より0.2
ポイント上昇しています。
推定組織率については、長期的に低下傾向にありますが、
平成20年においては、前年と同率です。
過去の出題は、低下しているという点、
さらに、推定組織率が20%を下回っているかどうか、この辺を論点にして
出題してきています。
たとえば、
【20-1-B】
基礎調査結果によれば、平成19年6月30日現在における労働組合の推定
組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は、18.1%と初めて20%を
下回った。一方、単位労働組合のパートタイム労働者の労働組合員数は、対
前年比で14.2%増と増加する傾向にあるが、その推定組織率(パートタイム
労働者の労働組合員数を短時間雇用者数で除して得られた数値)は4.8%と
低下する傾向にある。
これは、平成20年に初めて20%を下回ったのではない点
パートタイム労働者の推定組織率は増加傾向にある点
から、誤りです。
パートタイム労働者の推定組織率、これは増加傾向にあるという点、
ここも押さえておいたほうがよいですね。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/08/index.html
この調査結果、試験によく出題されます。
労働経済の中では、かなり重要な統計と考えてよいところです。
そこで、調査結果の概要ですが、
1 労働組合員数について
平成20年6月30日現在の労働組合員数は1,006万5千人で、前年より
1万5千人減少(前年比0.1%減)となっています。
2 推定組織率について
推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は18.1%で、前年と
横ばいとなっています。
3 パートタイム労働者の労働組合員数等について
パートタイム労働者の労働組合員数は61万6千人で、前年より2万8千人
増加(前年比4.7%増)となっており、推定組織率は5.0%で、前年より0.2
ポイント上昇しています。
推定組織率については、長期的に低下傾向にありますが、
平成20年においては、前年と同率です。
過去の出題は、低下しているという点、
さらに、推定組織率が20%を下回っているかどうか、この辺を論点にして
出題してきています。
たとえば、
【20-1-B】
基礎調査結果によれば、平成19年6月30日現在における労働組合の推定
組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は、18.1%と初めて20%を
下回った。一方、単位労働組合のパートタイム労働者の労働組合員数は、対
前年比で14.2%増と増加する傾向にあるが、その推定組織率(パートタイム
労働者の労働組合員数を短時間雇用者数で除して得られた数値)は4.8%と
低下する傾向にある。
これは、平成20年に初めて20%を下回ったのではない点
パートタイム労働者の推定組織率は増加傾向にある点
から、誤りです。
パートタイム労働者の推定組織率、これは増加傾向にあるという点、
ここも押さえておいたほうがよいですね。