今回は、平成23年就労条件総合調査結果による週休制の採用状況です。
主な週休制の形態をみると、
「何らかの週休2日制」を採用している企業は85.5%(前年87.0%)
となっています。
「完全週休2日制」を採用している企業数割合は、42.8%(前年37.7%)
となっており、企業規模別にみると、
1,000人以上:63.3%(前年68.3%)
300~999人:55.8%(前年54.7%)
100~299人:47.3%(前年44.6%)
30~99人 :39.9%(前年33.5%)
と規模が大きいほど採用割合が高くなっています。
週休制の形態別適用労働者割合をみると
「何らかの週休2日制」が適用されている労働者は88.1%(前年90.2%)
「完全週休2日制」が適用されている労働者は54.5%(前年54.9%)
となっています。
週休制については、ここのところ出題はありませんが、
随分前、【9-2-B】で、
労働省の「賃金労働時間制度等総合調査」(企業規模30人以上、平成7年)
によると、完全週休2日制を採用している企業の割合は、いまだ全体の3割
に達していない。
という出題があります。
出題当時は、正しい肢でしたが、平成23年調査の結果では、およそ4割と
なっているので、誤りです。