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安定的で持続可能な医療保険制度の実現

2014-07-15 05:00:01 | 白書対策
今回の白書対策は、「安定的で持続可能な医療保険制度の実現」に関する記載
です(平成25年版厚生労働白書P309)。


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1961(昭和36)年に国民皆保険を達成して以来、社会保険方式の下、全ての
国民が職業・地域に応じて健康保険や国民健康保険といった公的医療保険制度
に加入することとなっている。
そして、病気等の際には、保険証1枚で一定の自己負担により必要な医療サー
ビスを受けることができる制度を採用することにより、誰もが安心して医療を
受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平均寿命や高い保健医療
水準を達成してきた。

一方、国民皆保険達成から半世紀を超え、少子高齢化の進展、非正規雇用の
増加など雇用基盤の変化、医療の高度化等、医療を取り巻く環境は大きく変化
している。

今後とも必要な医療を確保しつつ、これらの社会経済情勢の変化に対応できる
よう、安定的で持続可能な医療保険制度の実現に向けて取り組んでいく。


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「安定的で持続可能な医療保険制度の実現」に関する記載です。

「1961(昭和36)年に国民皆保険を達成」という記載がありますが、
この国民皆保険に関しては、過去に何度も出題されています。

たとえば、

【 19-社一7-B】で、

戦前の昭和13年に制定された国民健康保険法は、戦後の昭和33年に全面
改正され、翌年1月から施行されたが、国民皆保険体制が実現したのは昭和
36年4月である。

という正しい出題があります。

それと、白書に、
「世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた」
という記載があります。
白書には、この記載、度々あるのですが、
この部分については、試験でも出題されています。


【17-社一-選択】

我が国の医療制度は、すべての国民が国民健康保険などの公的医療保険
制度に加入して、いつでも必要な医療を受けることができる( A )
制度を採用している。こうした仕組みは、経済成長に伴う生活環境や
栄養水準の向上などとも相まって、世界最高水準の( B )や高い
保健医療水準を実現する上で大きく貢献してきた。


答えは、「国民皆保険」と「平均寿命」ですが、
このように、選択式の空欄にしやすいキーワードを含んだ文章って、
出題しやすいんですよね。

そのほか、白書には、「少子高齢化の進展」「医療の高度化」という言葉があり、
このような言葉も空欄にされる可能性があるので、意識しておいたほうがよい
でしょう。



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国年法16-7-B

2014-07-15 05:00:00 | 今日の過去問
今日の過去問は「国年法16-7-B」です。


【 問 題 】

昭和61年4月1日前の期間に係る付加保険料納付済期間は、
第1号被保険者としての付加保険料納付済期間とみなされる
ので、この期間に係る保険料納付済期間を有する者が、老齢
基礎年金の受給権を取得したときには、付加年金も支給される。
                 

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【 解 説 】

旧法における付加保険料納付済期間も、新法における付加保険
料納付済期間と同様に扱うので、旧法における付加保険料納付
済期間を有する者が老齢基礎年金の受給権を取得したときは、
付加年金が支給されます。


 正しい。


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