K-Net社労士受験ゼミ 合格ナビゲーション

社会保険労務士試験の合格を目指す方を応援するページ

労働力調査(基本集計)平成26年平均(速報)結果<若年無業者>

2015-03-23 05:00:01 | 労働経済情報

若年無業者は、2014年平均で56万人となり、前年に比べ4万人の減少と
なった。

若年無業者を年齢階級別にみると、30~34歳が18万人と最も多く、次いで
25~29歳が16万人などとなった。

なお、15~19歳における若年無業者の人口に対する割合は1.3%となり、前年
に比べ0.2ポイントの低下となった。


☆☆====================================================☆☆


この労働力調査における若年無業者とは、15~34歳の非労働力人口のうち
家事も通学もしていない者です。

若年者の雇用の動向に関しては、平成24年度試験の択一式で1問出題されるなど
過去に何度も出題されていますが、若年無業者については、

【 21-3-B 】

労働経済白書によれば、いわゆるフリーターの推移をみると、2003年にピーク
を迎えた後、新規学卒者の就職状況が改善したこともあり徐々に減少したが、
滞留傾向が懸念される年長フリーターが引き続き課題となっており、また、若年
無業者(15~34歳の非労動力人口のうち、家事も通学もしていない者)の推移
をみると、2007年は162万人と、前年に比べて大幅に増加した、としている。

という出題があります。

これは、誤りです。

「162万人と、前年に比べて大幅に増加した」
とありますが、
「62万人と、前年と同水準」
でしたので。

数値を置き換えて誤りを作っていますが、
大きく違う数値になっています。

このような数値、ほんのわずかな違いで誤りとして出題されたとしても、
答えようがないところがありますから、大きく違う数値で出題したので
しょう。

ですので、
平成26年調査では「56万人」とあるので、
その程度を知っておけば、同じような出題があったとしても、
対応できるでしょう。

ちなみに、平成26年版厚生労働白書(P285)に、

フリーター数は、2013年には182万人となり、前年(2012(平成24)年
180万人)と比べて2万人増加となっており、また、ニート数については
2013年には60万人となり、前年(2012年63万人)と比べて3万人減少
している

という記載があります。


こちらの記載も含めて、正確な数値ではなく、おおよその数値を
押さえておけば十分です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健保法15-2-C

2015-03-23 05:00:00 | 今日の過去問
今日の過去問は「健保法15-2-C」です。


【 問 題 】

従業員が減少し、強制適用事業所に該当しなくなった場合に
おいて、当該事業所の事業主が被保険者の2分の1以上の
同意を得たときは、当該事業所について任意包括適用の認可
があったものとみなされ、被保険者の資格が継続する。
                 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



【 解 説 】

従業員が減少し、強制適用事業所に該当しなくなった場合には、
設問のような手続をすることなく、任意適用の認可があった
ものとみなされます。
なお、被保険者の資格が継続します。


 誤り。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする