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「被保険者資格の勤務期間要件(2月要件)の見直し」に関するQ&A 2

2022-10-11 04:00:01 | 条文&通達の紹介


2月以内の期間を定めて使用される者について、「2月以内の雇用契約が
更新されることが見込まれる場合」とは、具体的にどのような場合か。

☆☆====================================================☆☆

最初の雇用契約の期間が2月以内であっても、次の(ア)又は(イ)に該
当する場合は、「2月以内の雇用契約が更新されることが見込まれる場合」
に該当するものとして、最初の雇用契約に基づき使用され始めた時に被保険
者資格を取得することになります。
(ア)就業規則や雇用契約書その他の書面において、その雇用契約が「更新さ
  れる旨」又は「更新される場合がある旨」が明示されていること。
(イ)同一の事業所において、同様の雇用契約に基づき使用されている者が、
  契約更新等により最初の雇用契約の期間を超えて使用された実績がある
  こと。
ただし、(ア)又は(イ)に該当する場合であっても、2月以内で定められた
最初の雇用契約の期間を超えて使用しないことについて労使双方が合意(※)
しているときは、「2月以内の雇用契約が更新されることが見込まれる場合」
には該当しないこととして取り扱います。
(※)書面による合意(メールによる合意も含む。)が必要となります。

 

 

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労基法H27-7-B

2022-10-11 04:00:00 | 今日の過去問

今日の過去問は「労基法H27-7-B」です。

【 問 題 】

労働基準法第89条が使用者に就業規則への記載を義務づけている
事項以外の事項を、使用者が就業規則に自由に記載することは、
労働者にその同意なく労働契約上の義務を課すことにつながりか
ねないため、使用者が任意に就業規則に記載した事項については、
就業規則の労働契約に対するいわゆる最低基準効は認められない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 解 説 】

就業規則の記載事項については、労働基準法において、絶対的記載
事項と相対的記載事項が定められていますが、これらの事項以外の
事項(任意記載事項)であっても就業規則に記載することは差し支
えありません。
また、就業規則に記載された事項であれば、最低基準効(就業規則
で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分に
ついては、無効とする。この場合において、無効となった部分は、
就業規則で定める基準による)が認められます。

 誤り。

 

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