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ミツバチ上科に属する蜂の総称だそうで、高等な蜂であり、世界には2万種もいるそうだ。
花にたかっている中で一番目立つのが、このマルハナバチの仲間だ。
種類も数も多くて、タチアオイにもぐっているのは、大抵がマルハナバチで、これはトラマルハナバチ(?)か。
いわゆるミツバチはマルハナバチと思っていたようで、私の飼っているニホンミツバチを見てびっくりする人がいた。
『小さいんだねぇー』『ハエみたいだ』『こんなに小さくて蜜は集められるんかい?』と。
私は春先に真っ黒くて羽音の大きいずんぐりした蜂がホバリングをしているのをしばしば観ているので、それがクマバチであることは知っている。
そうして、花蜂の最大種であるクマバチが物置の籾殻に巣を作って子育てをしている状態も観たことがある。
ところが、マルハナバチの仲間はどういう形状の巣を作り、どういう子育てをするのか観たことがない。
にも関わらず、一番目立って、どの花にでもいるのがマルハナバチの仲間。
何かを撮ろうという目的でカメラを構える写真愛好者ではないので、ほとんどいつだって偶然たまたまの出会いをスマホで撮ってきた。
マルハナバチの巣や子育ても、いつか観られるだろうと、偶然写真家は待っている。