鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

雀は害鳥か

2021年07月19日 19時19分27秒 | 農事






うちの周りでナスとトマトを喰われる被害があり、うちでもナスが4個喰われたのは以前に書いた。
トマトは作っていないので、ナスだけが被害を受けるのだけれど、3個は初生りから数えて、3、4、5番目だった。
全てが地面にくっつきそうなぶら下がりだったのだが、ヘタは付いたままで万遍なくつついたような喰われ方。
4個目は地面から少し上がっていたのだが、もがれた格好で落ちていて、喰われ方は同じだった。
前の家の人に見てもらい、噂ではハクビシンかタヌキかカラスかということになっていたのを、確認してもらうつもりだった。
ところが、『ハクビシンなら歯型が付いているのだが、どうもこれは分からない』という納得いかない見立て。
そこで、拙ブログ『困った奴ら』の記事の中で書いたように、ネズミ捕りネバネバシートを仕掛けてみた。
ネバネバがくっついても、そのまま逃げてしまうに決まっているだろうから、単なる嫌がらせで、懲りさせたら成功のつもり。
翌朝、シートがなくなっていることを期待して見に行ったら、1枚のシートが50センチほどずれていた。
なんと雀が1羽くっついて、万事休す状態なのだった。
うちのナスの被害に限って言えば、雀の仕業だったようだ。
思い起こせば、雀がナスの根元あたりによく居て、飛び立っては着地を繰り返していたような・・。
雀に対してだったら、こんな仕打ちをするつもりはなかったので、どうするか、こちらは処置なしお手上げ状態。
こういう時には、女性がよく使う手の、見なかったことにする、無かったことにする作戦。
そうして、他のことをやっていて、チラと見たら、雀が増えているではないか。
それで、ナスの根元に置くのはやめて、思案中というより思考停止状態で、竹やぶのニホンミツバチ待ち箱上に2枚共置いた。
ナスの根元でもないのに、仲間が窮していると集まってくるのか、また増えて5羽になってしまった。
これじゃあオオスズメバチ・トラップと同じ状態で、翌日になっても生きているのも半数ほどで、まことに困った。
これが意図してやったのであれば、鳥獣保護法に違反するのだろうか、それとも狩猟法(?)違反となるのだろうか。
市役所に相談するのもためらわれて、死ぬのを待ち、燃やすゴミに入れて出すべしかと、私の動線から遠いところに放置した。
そして翌日、何気なく見に行ってみると、2枚とも跡形もなく無くなっていた。
もしかしてカラスがくわえて持って行ったか、突こうとして顔にくっついて、そのまま飛び去ったか。
雑食のハクビシンか、肉食のイタチが持って行ったか、くっつけて逃げ去ったか。
こういうこともありえるかも知れないと思いつつ、見事に無くなってしまうと、夜の世界の不気味さも感じる。
カラスに目隠しを施す罠を仕掛けたらカラスがフワフワ上昇して急降下の自死を選んだという寺田寅彦の作品を思い出す。
尚、これらは4日前からのことだけれど、それ以来ナスに被害はなく、すでに6個も収穫した。
コメント (4)
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