鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

溝切り機で畝立て後ソバ蒔き・・・その3

2021年07月20日 19時18分17秒 | 農事


一応の作業工程は済んだけれど、一雨降らないことには、ソバ種も休眠状態から抜け出せない。
雨が降れば一気に芽が出て立ち上がるのは間違いないはずなのだが、一つ不安要素がある。
やたらにスズメがソバ畑の上でたむろするようになって、その数ざっと10数羽、20羽近く。
スズメやカラスは農作業をする人間を観察しているというのか、注視しているというのか、いつも何かしらのおこぼれを狙っている。
耕運機や草刈機や芝刈り機などの、かなりの音を立てていても恐れずに、飛び出す昆虫やミミズなどの小動物を捕らえる。
人間の後を付いて回っているヤツもいるくらいのものだ。
ソバ作り工程の畝立てまでは別になんとも思わなかったのだけれど、種蒔きをしてからは俄然気になって仕方がない。
近くに寄って観察しようとしても、こちらがスズメに興味なく農事に向き合っているときは、小首を傾げたりしながら側にくるのに、まっすぐ向かって行くと逃げて近くに寄れない。
ヤツらなりのソーシャル・ディスタンスというのか、セイフティ・バランスをわきまえているようだ。
関心がないふりをして少しばかり近づいて観察していると、短い嘴を開けて何かをモゴモゴ飲み込もうとしているように見える。
正4面体の種はシャープなエッヂが喉ごし良いどころか、つかえるから餌にはならないのではないかと安易に思っていたのだ。
ナスを突いて不遇な顛末となった仲間の仕返しではあるまいが、大挙してソバ種を喰いまくっているようだ。
ネットにそのような鳥害対策は載っていないものかと調べたが、そのことより、種を蒔いたら土を被せて圧着せよとある。
とりあえず種が露出していないようにするために、畝に鍬を滑らせて溝を歩き回った。
スズメは幾分少なくなったようだが、まだ見る度に何羽もいて、喧嘩なんかをしているヤツらまでいて、スズメのケンカは土煙をあげて組んずほぐれつ猛烈だ。
せっかくの畝だって崩れ、種も露出したら、きっと漁夫の利ちゃっかりスズメが側に控えているといった按配。
種は十分にあるので、雨が振ったらその最中に種蒔きしようかなどとも思うが、スズメにたたられて今年はダメかも知れない。
画像は、順調に採れるようになったナスとキュウリをぬか漬けにしようと買ったキットなのだが、今のところしょっぱいだけで旨味が出てこない。
毎日かき回して野菜を入れ替えてを繰り返せば、ぬか漬け名人フジコ(再従兄の妻)さんの味になるだろうかと辛抱は続く。
ぬか味噌くさいジジイになるのが当面の目標だ。
コメント (2)
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