豆を挽いた本格的なものではなく、インスタント・コーヒーだけれど、竹水と水道水とでそれぞれ作り、交互に飲み比べてみた。
昨日の記事に、渋いような苦いようなと書いたけれど、全くそうではなかった。
水道水で作った方こそ、インスタント・コーヒーの特徴ともいえる、苦さと渋さがあった。
ところが竹水の方は、見事に味がまろやかであり、滑らかさの中にかすかに酸っぱさを感じた。
豆を挽いて淹れたコーヒーの味わいとも言えるほどで、だれかに知らぬ顔して飲ませてみたい。
でも、期間限定の竹水コーヒーは、よそ様に飲んでもらう値打ちはありそうだ。
カレーライスも竹水で作ってみたら、今まで作った一番かもしれないほどにおいしくできた。
でも、カレー作りは具材を炒めてから入れる水を竹水にしたというだけで、隠し味に味噌やケチャップや蜂蜜やコーヒーやカスピ海ヨーグルトを入れたり、いつも入れるワインを入れなかったりで、何が良かったのかそうでもなかったのかなんて分からない。
入れる水だけを別にして、あとは全く同じにして、二つの鍋で作って比べるのはできないから実際は分からない。
2枚目画像のカレーは、いかにも野暮ったく不味そうに写っているのは、ご飯が玄米であり、肉はカレー用の肉を入れたのに、たまたまオタマに入らなかったせいだ。
一昨日から昨日の朝にかけて4Lも採れた竹水は、その後はさっぱり出が悪くなり、1昼夜以上かかって3枚目画像の量にしかならず、しかも白濁している。
白濁している分、濃いのかもしれないと飲んでみると、ヨーグルトの上にある水分(ホエー)の味がして、これは明らかに乳酸菌が混じっているのだと実感できた。
まずいとは感じなかったから、この白濁濃縮(?)竹水は少ないだけに大事にしたい。
牛乳に入れたら、カスピ海ヨーグルトを入れなくても、ヨーグルトができてしまうのではないか、これは実験すべきか。
しかしそんな簡単にことが運ぶわけがない。
乳酸菌の種類も無数にある中から、各種ヨーグルトもヤクルトもカルピスもそれぞれの研究者の長年にわたる苦労の末に作り上げた筈で、竹水からこんなものができましたけど、てなことで新しい何かが湧き上がるように出来上がっちゃう筈はないか。
尚、4L採れた透明な竹水は、冷蔵庫に入れておいても利用方法をあれこれ思案しているうちに悪くなってしまうかもしれないので、490mlペットボトル3本に詰め冷凍庫に保存した。