


近所の同級生から、持ち重りがして叩くと音もいい6kgの西瓜をもらった。
私は独り暮らしだから、これでも持て余すけれど、大きいのは10kgもあったそうだ。
動物に喰われる被害はなかったのか聞いてみると、西瓜は皮が硬いからこの辺りではやられることはないとか。
検索してみると、西瓜は常温でかなり日持ちはするが、熟成ということはなくて徐々に甘みが薄れていくのだそうだ。
コロナ渦のせいで寂しかった仏壇が、西瓜ひとつでお盆らしくなり、ありがたい。
お盆も済んだのでお下がりを頂くことにして、先ずは町中近くの親戚に半分いらないかLINEをすると、『あら、いいわね』ということで踏ん切りがついた。
切り方を検索して、尻の真ん中から少し包丁を入れ、つぎは向かい側も同様にして少しずつ切ると、ほぼうまく二つに切れた。
『オトーさんはもう車の運転もできないし出歩くこともできないの』と言ってたし、従姉は免許を返納してしまい、この頃は膝が痛くて買い物もままならないという二人暮らしなので、西瓜を買うことができにくかったのだろう。
持っていくと、『大きいのね~』と喜んでいたから、もらい物のお下がりも良い仕事をする。