

草抜きをするために百均で売られている道具2種類を買った。
曲がっている右の方は、メヒシバ、オヒシバ、オオバコのように根が地中へと放射状に広がる草を引き抜くのに適している。
これは良いものを作ってくれたものだと思いながら引き抜いていたら、柄からすぽんと歯が抜けてしまった。
抜け止めがなされておらず、接着剤も使われていないようだ。
一箇所でも止まっていたら良いはずなので、穴あけをしようとしたが、ステンレスなので安物のビット(穴あけ切りの穂先)では開けられなかった。
ステンレス用の高いビットは1本で500円前後するので、百均の品物のために買うのはできかねる。
そこで、挿入部分のギザギザをさらに削り、凹んだところにビスを打ち込み、抜け防止とした。
これでようやく百均も手を加えれば完璧な道具となり重宝している。
フォークのような左の方は、草の根元に突き刺し、先を支点にして引き上げて抜く道具。
ところが、フォークの間が広すぎて草から抜けてしまうのと、引き上げても支点が土中にめり込むので、結果、草は抜けない。
机上の設計だけで作ったに違いない役立たずアイデア商品。
小さめの草なら刺して捻じりあげれば抜けないことはないけれど、それなら右側の道具の方が何倍も効率的。
この役立たずは、何か他の利用方法はないかと、捨てることはしない。
2枚目の画像は、バナナにかぶりつく前翅の無いコクワガタ。
この後でバナナの上にジャムを載せてやったら、尚の事、夢中。