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いきなり本題からずれるけれど、ウドの大木などと言われても、今の時期のウドは大モテ。
花は天ぷらにしたら食べられるそうだけれど、それよりミツバチやスズメバチやアリなどが蜜を吸いに来るし、茎には3日にわたって記事にしている3種類が針を刺して汁を吸う。
それらを狙っているのか雨蛙もよく見かけるのだが、先日はシュレーゲル青蛙もいた(1枚目)。
ツマグロスケバ(褄黒透翅)なんかが手頃な大きさだから、喰おうとするのだろうが、あの俊敏な垂直跳びをされてはなかなか成功しないのではないか。
昨日は、これを探そうというのではなく、またいつものトリオがいるかどうかくらいの気軽さで観ていたら本来の宿主に寄生しているハゴロモヤドリガを見た(2枚目)。
ベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)の腹に付いた白いヤツがそれなのだが、捕獲してみようと考えた。
宿主でさえ1cmほどなので、捕虫網も使いづらくて、瓶と蓋で止まっているウドの茎を挟み、すばやくずらして蓋をするしかないと考えた。
ゆっくりやったら逃げられそうなので、素早く乱暴にやったら、思い通り捕まえられた。
そうしてガラス越しに下からの画像を撮れたけれど、それだけで逃してやるのはもったいなくて、その後どうするかを考えるに、ハゴロモヤドリガの終齢幼虫が蛹になるのを見届けるべしとの結論に達した(3枚目)。