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雨予報だったのに雪にかわり、その雪も湿った綿雪となれば、屋根から一気にずり落ちる音とか、竹藪の撓った竹が雪を振り払って起き上がる音などもして、どさどさと雪が降っているという感じになる。
急ぎ脱出しなくてはと気がはやり、やればこんなにも素早く出来るのに今までなんでやらなかったんだと自分に呆れながら出発を繰り上げた。
ところが10km進んで街なかに入ると、雪はせいぜいみぞれだし、道路は消雪パイプからの水で雪は無く、拍子抜けだ。
でも、長野県との県境付近は雪が降っていて、橋も多くて凍結していそうで、シャーベット状の雪への轍もすぐにおぼろげになる様子はそこそこ危険を感じる状態。
道の駅「花の駅 千曲川」に着いて、ようやく雪国を脱出したという安堵感が湧いた。
キャンピングカーが何台か停まっていて、湘南ナンバーの車にはスキーが括ってあった。
『羨望の視線にさらされながら走る気分は格別ですか!?』。
『こちとら、これ以上積めないという位に諸々を詰め込んで逃げてきましたから、のろのろ運転しかできなくて、あおり運転されないよう譲るばかりでまいります』
いつもの姨捨S.A.は『月のさと』とあるけれど、曇り空で星の1つも見えなくて、代わりに善光寺平の夜景がくっきりと見えた。