散歩コースに今の時季でも青々とした常緑照葉樹のこの木が何本も植えられていて、その中の1本だけが実をつけている。
花の名アプリに映してみても、花ではないからナンテン(南天)などとデタラメを示す。
ネットでマンリョウ(万両)に似た実と検索すれば、ヒャクリョウ(百両)がでてきたりして、なかなかこれというのにたどり着かなかった。
ところが広く、赤い実ということで調べていたら、雌雄異株という文字が目に止まり、『これこれ、これに違いない』とクロガネモチにたどり着いた。
クロガネモチは2021年12月09日の拙ブログ記事に、ネズミモチ(鼠糯、鼠黐)を見た目からクロガネモチではないかと思ったと書いた。
ようやく本物のクロガネモチと出会い、認識できてインプットした。
ちなみに『黐』という字は、casioの漢語林によれば、『①もち。とりもち。鳥などを捕らえるための粘り気のあるもの②ねばる』とある。
単独ででてきても読めないけれど、今後は黒鉄黐という熟語がでてきたら『くろがねもち』と読めそうで赤い実も思いだしそうだ。
3枚目の画像は、他所様の家の北東側に植えられていた紅白のナンテン。
白と言うよりアイボリーだけれど、それは愛嬌。
追記;2020/01/28の記事にクロガネモチを出してましたが、すっかりクロガネモチの姿形を忘れてました。