昨日は、最近評判という新海誠作品のアニメーション映画『すずめの戸締まり』を観た。
子連れやアベックや若い女二人連れなどの中で、アラフォーの娘とぎりぎり前期高齢者じじいのペアは違和感を与えたかもしれない。
客席は前後の中央に大きい通路があり、前部最後列中央辺りを選んだ。
チケット購入時に席を決めるシステムなので、よく分からなかったのだが、前部は家族席扱いで間を空けるようになっていなくて私の隣は小学生低学年男児。
後部は1席ごとに間に☓印席が設けられていたのだから、後部最前列にしたら良かったのにと少し悔やんだ。
さて、作品はといえば、ファンタジーアニメなのだから、その世界にひたったら良いのだけれど、展開に無理があるというのか、飛躍が過ぎるように思われ、ついて行き難い所もあった。
難聴気味の私にとってでも音声は十分に大きいのだけれど、方言とイントネーションに分かり難いのもあって字幕が欲しいと思った。
耳が悪くなるというのは聴こえにくいというだけではなくて聞き分けにくくなっているということで、早口のところは是非とも文字で確認したいところだ。
鑑賞中にマナーモードにしているケイタイが何回もぶるぶるして往生した。
マナーモードではなく機内モードにすべきだったなと学習した。
ぶるぶるが続けざまだったので、何か緊急事態かもしれないと思い、出口通路の客席から見えない所に行って確認した。
そうしたら、田舎でお世話になっている周囲の方々に送ったお歳暮が一斉に着いたらしくて、その人達からだった。
対応も返事もせずに映画に戻り、その数十秒のシーンを見逃したことが、しばらく尾を引いた。
終わってから娘に聞いてピースは埋まったけれど、やはり、首を傾げる所が各所にあった。
そこはファンタジーだから、受け取る側が寄り添わないといけない。
というわけで、チケットチェックの場でもらった『小説すずめの戸締まり〜環さんのものがたり〜』を読み始めたら、これがとっても面白い。
読み終わってから、ブログにあげようと思ったけれど、今日はここまで。