何年ぶりかなあ。
海が近いのに、泳ぎにいっておりませんでした。
今日、4人で海へ。
2人で波に浮いておりました。
場所は、青木繁の記念モニュメントがある下の海岸。
遊泳禁止らしく、これ以上遠くへ行ってはいけませんという、ブイはなく、仕切りなしの海岸で、波もそんなになく、ゆったりと浮いたり、岩場へむかって泳いだり。
家から車で40分ぐらいの場所です。
おそらく、この場所で泳いだのだろうという詩があります。
布良海岸 高田敏子
この夏の一日
房総半島の突端 布良の海に泳いだ
それは人影のない岩鼻
沐浴のようなひとり泳ぎであったが
よせる波は
私の体を滑らかに洗い ほてらせていった
岩かげで 水着をぬぎ 体をふくと
私の夏は終っていた
切り通しの道を帰りながら
ふとふりむいた岩鼻のあたりには
海女が四五人 波しぶきをあびて立ち
私がひそかにぬけてきた夏の日が
その上にだけかがやいていた
海が近いのに、泳ぎにいっておりませんでした。
今日、4人で海へ。
2人で波に浮いておりました。
場所は、青木繁の記念モニュメントがある下の海岸。
遊泳禁止らしく、これ以上遠くへ行ってはいけませんという、ブイはなく、仕切りなしの海岸で、波もそんなになく、ゆったりと浮いたり、岩場へむかって泳いだり。
家から車で40分ぐらいの場所です。
おそらく、この場所で泳いだのだろうという詩があります。
布良海岸 高田敏子
この夏の一日
房総半島の突端 布良の海に泳いだ
それは人影のない岩鼻
沐浴のようなひとり泳ぎであったが
よせる波は
私の体を滑らかに洗い ほてらせていった
岩かげで 水着をぬぎ 体をふくと
私の夏は終っていた
切り通しの道を帰りながら
ふとふりむいた岩鼻のあたりには
海女が四五人 波しぶきをあびて立ち
私がひそかにぬけてきた夏の日が
その上にだけかがやいていた