和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

山車準備。

2011-10-02 | 地域
今日は一日、山車の準備。
まずは、地区の花配り。
ピンク手拭いと紙の花を配ります。
細く割った竹は1メートルくらい、そこに5つの花をつけてあります。

山車をお仮屋から出して、掃除と電源・電球の確認。
午後は、山車の前をゆく舟のペンキ塗りもあったなあ。
人形の着付けもあり。着付けは大正15年生まれの方に
教えてもらい、ありがたかった。
枝切りも分担して。9日の本番の準備。

夜7時過ぎに、注文の本届く。

 中西輝政著「国民の覚悟」(到知出版社)
 読売新聞政治部「亡国の宰相 官邸機能停止の180日」(新潮社)
 松木国俊著「ほんとうは、『日韓併合』が韓国を救った!」(WAC)
 広瀬弘忠著「きちんと逃げる。」(アスペクト)
 「石巻赤十字病院の100日間」(小学館)
 「自然(じねん)を生きる」(東京書籍)
 佐藤信一写真「南三陸から 」(ADK)

どんな本かも見ることもなく、ただ興味で、注文するので、
とりあえず新刊を注文したということです。
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柿くふて。

2011-10-02 | 短文紹介
正岡子規著「松蘿玉液」(岩波文庫)を購入。
文庫解説は加賀乙彦。
その解説の最後は、

「短い一生で、俳句、和歌の改革をなしとげ、さらに言文一致の散文を新しく作りあげ、そのまま夏目漱石の散文に接続していく人として、子規の文業は忘れえない大きさを持っているが、この『松蘿玉液』は、その人の文学の生れ出ずる源泉をくっきりと照明して見せてくれる得がたい文章である。」

ということで、ちょっと引用。

「・・・梨は涼しくいさぎよし。南窓に風をいれて柱に倚り襟を披き団扇を持ちながら一片を口にしたる氷にもまさりてすがすがしうこそ。・・・林檎は北海の産を最上とす。歯にさはれば形消えてすずやかなる風ばかり口の中に残りたる仙人の薬にも似たらんか。・・・柿は野気多く冷かなる腸(はらわた)を持ちながら味はいと濃(こまやか)なり。多情の人、世を厭ひて野に隠れながらなほ物に触れて熱血を迸(ほとばし)らすにもたとへんか。・・・・われこの夏頃よりわけて菓物(くだもの)を貪り物書かんとすれば必ずこれを食ふ。書きさして倦めばまたこれを食ふ。食へば則ち心すずしく気勇(いさ)む。気勇めば則ち想湧き筆飛ぶ。われ菓物に借ること多し。

  日毎(ひごと)ひごと十顆(か)の梨を喰ひけり
  小刀や鉛筆を削り梨を剥(む)ぐ
  朱硯に葡萄のからの散乱す
  書に倦みて燈下に柿を剥ぐ半夜
  柿くふて洪水の詩を草しけり    」(p103~105)


昨日は山車練習の中間日。
ということで、飲み会の予定を忘れておりました。
今日は、御前様。
今日は9時から花配り、山車組み立てと枝払い。
果物食べて、元気に過ごそうと、思うのでした。
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