表紙のわきに「3・11詩集陸前高田の冬と春」と書かれた、
佐藤フミ子さんの歌集「つなみ風花(かざはな)胡桃の花穂(はなほ)」(凱風社)が一読印象に残っております。そこに、こんな箇所がありました。
「3月11日の地震のときは、浜辺で若い人たちとワカメの芯抜き作業をしていたが、夫が軽トラックで迎えにきてくれた。一人ではとても逃げ切れなかったと思う。二人一緒に避難したが、夫は息子が自分たちを捜しに家へ戻って流されたことを苦にしており、息子の位牌を見ては涙を流していた。そして避難所暮らしの間に体調を崩し、2011年11月1日12時に他界した。佐藤家は華蔵寺(けぞうじ・臨済宗妙心寺派)の檀家で、夫と長男の墓もここに建てるつもりだ。・・・」(p91)
この本の和歌に
大波に
呑まれて消えし
息(こ)の為に
白隠禅師の
和讃誦すかな
このページには注が下についておりました。
「白隠は18世紀の禅宗僧侶。臨済宗14派は全て白隠を中興としているため、現在も、座禅のときに白隠の著『座禅和讃』を読誦する。」(p27)
ここが、印象に残っておりました。
さっそく、古本を注文。それが今日届きました。
素人なので、まずは安い本をと、
天岫接三著「聖典講義 白隠禅師 座禅和讃」を注文。
古本定価300円+送料340円=640円なり。
本は昭和9年発行で、赤鉛筆で線引きあり、脇に書き込みあり。
それで安かったのですが、丁寧の読んでの線引き、
というのが伝わってくるようです。
注文した古本屋は、樹心堂(大阪府和泉市)。
ゆうメールの宛名ラベルには
「仏教・キリスト教・哲学関連古書取扱
生き方・在り方の探究 樹心堂」とあります。
佐藤フミ子さんの歌集「つなみ風花(かざはな)胡桃の花穂(はなほ)」(凱風社)が一読印象に残っております。そこに、こんな箇所がありました。
「3月11日の地震のときは、浜辺で若い人たちとワカメの芯抜き作業をしていたが、夫が軽トラックで迎えにきてくれた。一人ではとても逃げ切れなかったと思う。二人一緒に避難したが、夫は息子が自分たちを捜しに家へ戻って流されたことを苦にしており、息子の位牌を見ては涙を流していた。そして避難所暮らしの間に体調を崩し、2011年11月1日12時に他界した。佐藤家は華蔵寺(けぞうじ・臨済宗妙心寺派)の檀家で、夫と長男の墓もここに建てるつもりだ。・・・」(p91)
この本の和歌に
大波に
呑まれて消えし
息(こ)の為に
白隠禅師の
和讃誦すかな
このページには注が下についておりました。
「白隠は18世紀の禅宗僧侶。臨済宗14派は全て白隠を中興としているため、現在も、座禅のときに白隠の著『座禅和讃』を読誦する。」(p27)
ここが、印象に残っておりました。
さっそく、古本を注文。それが今日届きました。
素人なので、まずは安い本をと、
天岫接三著「聖典講義 白隠禅師 座禅和讃」を注文。
古本定価300円+送料340円=640円なり。
本は昭和9年発行で、赤鉛筆で線引きあり、脇に書き込みあり。
それで安かったのですが、丁寧の読んでの線引き、
というのが伝わってくるようです。
注文した古本屋は、樹心堂(大阪府和泉市)。
ゆうメールの宛名ラベルには
「仏教・キリスト教・哲学関連古書取扱
生き方・在り方の探究 樹心堂」とあります。