曽野綾子氏の
産経新聞2013年1月1日の「正論」欄の文が読めました。
ということで、そこからの引用。
真ん中ごろにこうあります。
「現在のマスコミ、主にテレビは、人間社会の実態を伝えるという厳しく辛い作業からどんどん離れて、架空世界を作ることに狂奔している。子供の数は減っているというのに、番組上は子供番組じみた表現がどんどん増える。・・・」
うん。こういう視点で、今年はテレビを楽しむことにいたします。
はじめのほうにはこうありました。
「現在の日本人は、本質的に優秀な人びとなのに、見るも無残な幼児性に冒されている。元々能力のない人たちなら、幼児的であっても仕方がない。しかし私から見ると、日本人は実に知能も道徳性も高い人たちなのに、その幼さは病的というほかはない。」
そして昭和6年生まれの曽野さんは
ここにメスをいれるのでした。
「その理由はいくつか思い当たるのだが、戦後の日本人を大きくダメにした日教組的教育が人間というものの現実を正視し把握しなかったのと、戦争中の日本人の生き方を鋭く批判したはずのマスコミが実は勇気がなく、無難な理想論に迎合して、そうでないものに対して思想弾圧までしたところにあるのだろう、という気はしている。・・・」
うん。この年頭随筆がテーマとなって、
曽野綾子・金美齢対談「この世の偽善」(PHP)は、はじまっていたのでした。
産経新聞2013年1月1日の「正論」欄の文が読めました。
ということで、そこからの引用。
真ん中ごろにこうあります。
「現在のマスコミ、主にテレビは、人間社会の実態を伝えるという厳しく辛い作業からどんどん離れて、架空世界を作ることに狂奔している。子供の数は減っているというのに、番組上は子供番組じみた表現がどんどん増える。・・・」
うん。こういう視点で、今年はテレビを楽しむことにいたします。
はじめのほうにはこうありました。
「現在の日本人は、本質的に優秀な人びとなのに、見るも無残な幼児性に冒されている。元々能力のない人たちなら、幼児的であっても仕方がない。しかし私から見ると、日本人は実に知能も道徳性も高い人たちなのに、その幼さは病的というほかはない。」
そして昭和6年生まれの曽野さんは
ここにメスをいれるのでした。
「その理由はいくつか思い当たるのだが、戦後の日本人を大きくダメにした日教組的教育が人間というものの現実を正視し把握しなかったのと、戦争中の日本人の生き方を鋭く批判したはずのマスコミが実は勇気がなく、無難な理想論に迎合して、そうでないものに対して思想弾圧までしたところにあるのだろう、という気はしている。・・・」
うん。この年頭随筆がテーマとなって、
曽野綾子・金美齢対談「この世の偽善」(PHP)は、はじまっていたのでした。