和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

想像ラジオ。

2013-04-07 | 短文紹介
いとうせいこう著「想像ラジオ」(河出書房新社)の
新聞書評が今日は2つ。

毎日新聞が中島岳志氏によるもの。
産経新聞が清水良典氏によるもの。

ふだんは、小説に目がいかないのですが、
こうして2つあると、ついつい書評を読みます。

ここでは、中島岳志の書評の最後を引用。

「フィクションは、リアルを越えたリアルに迫る。荒唐無稽なシチュエーションこそが、現実以上の現実をあぶりだす。これが文学の力だ。ポスト3・11の文学に、ようやく出会えた。間違いなく傑作だ。」


うん。こういう明快な書評っていいですね。
さて、中島岳志の書評が間違いないかどうか。
その、確認の意味もふくめて注文することに(笑)。
コメント
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