本棚整理をしていたら、
河上徹太郎著「史伝と文芸批評」(作品社)がある。
そこに「座右の書」という2頁の文。
一読、印象深い箇所があるので、
あらためて引用することに。
「いつか女房連れで福原麟太郎氏に会つた時、
氏は御愛想に『河上さんはうちでよく本を御読みでせうね』
といはれたら、女房が『ええ、ところが何かと思つて見ると、
自分で書いたものを一生懸命で読んでるんですよ』と答へた。
福原さんは、『そいつはいい』とわが意を得たやうに
笑つて下さつた。」(p123)
う~ん。
この、私のブログも数年たつのに、
ちっとも、私自身読み直さない。
うん。そいつはよくない。
河上徹太郎著「史伝と文芸批評」(作品社)がある。
そこに「座右の書」という2頁の文。
一読、印象深い箇所があるので、
あらためて引用することに。
「いつか女房連れで福原麟太郎氏に会つた時、
氏は御愛想に『河上さんはうちでよく本を御読みでせうね』
といはれたら、女房が『ええ、ところが何かと思つて見ると、
自分で書いたものを一生懸命で読んでるんですよ』と答へた。
福原さんは、『そいつはいい』とわが意を得たやうに
笑つて下さつた。」(p123)
う~ん。
この、私のブログも数年たつのに、
ちっとも、私自身読み直さない。
うん。そいつはよくない。