和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

一家に二冊。

2016-02-27 | 本棚並べ
あいかわらず本を読めず。
パラパラと解説だけ読む。

そういえば、気になる解説。

「・・・漢籍の現代語訳が始まって以来
最高の名著である。原典を十分に咀嚼した
うえで、最も砕いた平易で要点を押さえた
現代語訳が活用されている。一家に一冊、
ではない一家に二冊、是非そなえられたい
精粋の有益な糧である。」

本を読まずに、本棚の整理をしていると、
「一家に二冊」とは、どういうことなんだ、
などとついつい思うわけです。
うん。読まなくても、そなえることは
できそうです(笑)。

「繰り返しになるが、世間一般の学問では
新しい研究成果ほど真実に近づいたと見て
尊重される。しかし、日本古典学と支那学
においては、旧注の方が新注よりもピタリ
とマトを射ている場合が案外に多い。」


どちらも、谷沢永一。
「日本人の論語・下」(PHP新書)にありました。
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