この前、東京新聞の歌壇をひらいたら、隣のページのコラム「大波小波」に「婦人之友」五月号に青木玉と青木奈緒の対談が掲載されているという情報あり。さっそく雑誌注文。発売からだいぶたち、近くの本屋さんになく、取り寄せなので日数がかかりました。その母娘対談の最初には、
「震災から1週間。まだ余震の続く中、東京小石川の青木奈緒さんのお宅を訪ね、幸田文さんから三代にわたり日本の『崩れ』の場を見つめてきたお二人にお話しいただきました。」
そうだ。幸田文の「崩れ」のことをすっかり忘れておりました。
対談には「祖母(幸田文)の『崩れ』の後をたどって綴ったのが、『動くとき、動くもの』 でした。」と青木奈緒さんが語っております。それじゃ、というので、さっそくネット古本屋の検索をしてみると、ありました。
青木奈緒著「動くとき、動くもの」(講談社・2002年)
注文。本代300円送料300円で600円なり。
その本が届き。昨日パラパラと最初の方をひろげておりました。
今日になったら、そうだ幸田文著「崩れ」と比べながら、たどれば、ただ読み流していた『崩れ』の文の重さが味わえるのじゃないかと思ったしだいです。
ということで、幸田文の『崩れ』を読み直したいと思うのでした。
もちろん(笑)。まだ読み直してません。
ここでは、そのまえに、本並べ。
「婦人之友」2011年五月号
青木奈緒著「動くとき、動くもの」(講談社)
幸田文著「崩れ」(講談社文庫)
この「あとがき」は青木玉(平成6年9月)
文庫解説は、川本三郎。
長谷川三千子「幸田文の彷徨」
2004年「正論」12月号・2005年「正論」1月号・2月号連載
新潮日本文学アルバム「幸田文」
「幸田文の世界」(翰林書房)
文芸別冊「総特集幸田文没後10年」(河出書房新社)
こうして、幸田文著「崩れ」再読。
普通に読んでいた「崩れ」と、大災害がおきてから読む「崩れ」とは、同じ本なのに、読む方の姿勢が違ってきます。はたして、どう読めるのだろう。
「震災から1週間。まだ余震の続く中、東京小石川の青木奈緒さんのお宅を訪ね、幸田文さんから三代にわたり日本の『崩れ』の場を見つめてきたお二人にお話しいただきました。」
そうだ。幸田文の「崩れ」のことをすっかり忘れておりました。
対談には「祖母(幸田文)の『崩れ』の後をたどって綴ったのが、『動くとき、動くもの』 でした。」と青木奈緒さんが語っております。それじゃ、というので、さっそくネット古本屋の検索をしてみると、ありました。
青木奈緒著「動くとき、動くもの」(講談社・2002年)
注文。本代300円送料300円で600円なり。
その本が届き。昨日パラパラと最初の方をひろげておりました。
今日になったら、そうだ幸田文著「崩れ」と比べながら、たどれば、ただ読み流していた『崩れ』の文の重さが味わえるのじゃないかと思ったしだいです。
ということで、幸田文の『崩れ』を読み直したいと思うのでした。
もちろん(笑)。まだ読み直してません。
ここでは、そのまえに、本並べ。
「婦人之友」2011年五月号
青木奈緒著「動くとき、動くもの」(講談社)
幸田文著「崩れ」(講談社文庫)
この「あとがき」は青木玉(平成6年9月)
文庫解説は、川本三郎。
長谷川三千子「幸田文の彷徨」
2004年「正論」12月号・2005年「正論」1月号・2月号連載
新潮日本文学アルバム「幸田文」
「幸田文の世界」(翰林書房)
文芸別冊「総特集幸田文没後10年」(河出書房新社)
こうして、幸田文著「崩れ」再読。
普通に読んでいた「崩れ」と、大災害がおきてから読む「崩れ」とは、同じ本なのに、読む方の姿勢が違ってきます。はたして、どう読めるのだろう。
新作の「風はこぶ」を読んでます。
まさに風が心地良かったり、厳しかったり・・・。
青木さんや幸田文さんの情報をネットで読んで
いたら、カーヴィーダンスの樫木さんが同じお誕生日だそうです。
http://www.birthday-energy.co.jp
文学と運動で方向は違えど、才能が開花するとこんなに注目を
集めるようになるなんて、すごいですね!!