和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

1月号を買う。

2010-12-22 | Weblog
月刊誌の1月号を買う。

 正論1月号
 文芸春秋1月号
 WILL1月号
 ちなみにWILLはもう2月号が出ておりました。
 そして、
 新潮45 1月号

 もう月刊誌はこのくらいにしておこう。
 正論1月号も買ってよかった。ひさしぶりでしたが、
 なにか、いままでの雰囲気と違ってきました。
 WILLみたいな活字ならび。
 文芸春秋の1月号の特集もいいし、
 新潮45 1月号は
 曾野綾子の「私はなぜ『工作船ビデオ』を撮影、公開した海上保安官を表彰したか」とある。それは、数ページでも読みたいとおもいました。さて買ってみると、巻頭が徳岡孝夫。外山滋比古もエッセイを連載。それに「山本五十六」の特別企画。なんとDVDまでついてる。

ちなみに、
WILL 780円
正論 740円
文芸春秋 780円
新潮45 890円

3190円になるなあ。つい買ってしまった。
うん、1月号だから、つい手がでてしまったのだ。
これ以上は買わないぞ。

そういえば、文芸春秋の特別企画は「弔辞」。
加藤秀俊著「常識人の作法」をひらいていたら、
こんな言葉が拾えました。

「ある思考や感情をどうにかして言語化し、それを表現しようとして努力をするが、それには限界がある。たとえば親しいひとが死去した、といったばあい、その驚き、悲しみの感情を完全に言語にすることはできない。たしかにわれわれは数万におよぶ語彙をもち、またその語彙を組み立てて『文』にする能力を学習してはいるけれども、人間経験のすべてが言語化できる、とおもったら大間違いだ。」(p230)

ちなみに次のページにはこんな箇所が載っていました。

「ついでながら、英語の『ツイッター』には『さえずる』のほか『わななく』『ふるえる』そしてさらに『早口で神経質に、あるいはツマらないことを話す』という意味もあるようである。すくなくともわたしにはあんなもので自己表現の技術が向上するなどとはおもえない。」(p231)

うん。こういうご意見を聴きたいときには、今は本を買わなきゃなりません(笑)。

コメント
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