山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

剣ヶ峰に昇るパール 朝霧高原まかいの牧場付近  平成28年1月22日

2016年01月25日 | 番外編
 本命は翌日23日の南部町佐野峠だったが天気予報思わしくなくほぼ絶望的。1日早いパールを朝霧高原から狙うことにした。しかし、この日のパール富士は日没の15分から20分前に山頂に現れてしまうため、よほど夕陽の条件が良く無ければ富士山は赤く染まってくれない。それと撮影し易いまかいの牧場駐車場だと若干右に出てしまうかもしれない。

 日中は富士山に雲が巻く決して条件の良い日では無かったが、午後2時ごろに本栖湖のライブカメラを見ると雲が巻いているものの富士山が姿を現していた。夕方6時半から会合が入っているがパールになるのは夕方4時45分ごろ、なんとか間に合う時間だ。行ってみることにする。パールの2時間ほど前にまかいの牧場に到着し、まずは周辺を散策して良さそうな場所を探すと、新しく建設中の道路の脇から富士山を見るのに良い場所が見つかった。30分前に三脚とカメラを担いでその場所に行き、2台設置してスタンバイする。


    駐車場からでは無くて歩いて探した別の場所。電線が気になるが暗めに撮ればさほど気にならなくなるはず。


    日没が近付く。手前の林に夕陽が射す。


    雲が巻いたり消えたりを繰り返すやや不安定な富士山だったが・・・


    運良くこの時間は富士山頂が見えてくれた。


    山頂に現れた月


    剣ヶ峰のちょうど真上


    やはり電線はちょっと邪魔。


    剣ヶ峰に昇るパール


    同上。


    トリーミング画像。200mm f2.8 レンズは十分に解像度は良いと思うのだが、彗星の尾を描出するほどの解像度は無い。


    やはりあまり焼けないうちに月は離れて行く。


    同上。55mmズーム。


    残照で富士山が色付き始めた頃には雲が湧く。これにて終了。

 条件が整えばさほど難無く撮れる朝霧高原のパール富士。今回の撮影には間に合わなかったが、300mm天体用レンズを新しく揃えたので、次の機会にはもうすこしくっきりした月の画像が提供出来るかもしれない。

コメント (2)
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