12月21日の冬至の日は、高尾山で素晴らしい夕焼けを見ることが出来た。もうあれで十分に満足し、今シーズンの高尾は行かないつもりだったのだが、雨上がりのこの日の朝はすっきりした青空が広がった。天気予報でも、雲画像を見てもこの日は1日中好天が続きそうだ。高尾山で心残りなのは富士山白山岳に夕陽が沈んで、そこで夕陽が2つに割れるキャッツアイという現象である。私の計算上ではこのキャッツアイが撮影できるのは冬至を挟んで前後2日、つまりこの日が最終日となる。高尾山のダイヤモンド富士ならばもう数日間は見られるが、キャッツアイは軌道がわずかにずれると撮影出来なくなり、21日の日と本日23日でも立ち位置が数十メートル変わる。3連休ということもあって場所取りが難しいことが予想され、午前中に山頂に到着できるように、高下でダイヤモンド富士撮影後そのまま高尾山口に向かう。
ケーブルを使って、今回は名物の天狗焼きを買ったほかは寄り道せずにひたすら山頂を目指し、11時半に山頂到着した。その時間でも通常のダイヤモンド富士撮影にベストな場所は既に三脚が立てられていっぱいになっている。GPSで座標を確認し、狙っていたいちばん端のポジションは容易に確保することが出来たが、その1時間後にはもう場所取りの三脚でいっぱいになってしまった。
11時半、高尾山山頂到着。21日の時よりはかなり人が多い。
朝は綺麗に見えていた富士山なのに、この時間には雲隠れしてしまった。
まだ4時間以上も時間がある。1時間ほど山頂付近をぶらぶらして時間をつぶしたが、さすがに飽きてきた。カメラバックとカメラと水を1本持って周辺の散策路を散歩してくることにする。
ここから先は「奥高尾」と呼ぶらしい。ソバ屋があった。
もみじ台。ここも三脚が並んでいてほとんどいっぱい。富士山の写真を撮り忘れた。
その先にも少し富士山が見える場所があるが、スペースが狭い。
富士見台展望台の休憩東屋。
富士見台とは言うものの、富士山の眺望はあまり無い。
林の隙間から少し富士山が見える場所もあった。
小仏城山を往復するくらいの時間はあったのだが、それだけの根性は無く、途中で撤退してきた。脇道でカメラを構えて木の上を狙っている人が居た。このような撮影をしている人はバードウオッチングか植物マニアのいずれかだ。話しかけてみると、キジョランを撮影しているのだそうだ。今年は花が少なく、さらに前夜の雨でだいぶ落ちてしまったそうだ。高尾の植物についても教えていただき、白花だけでは無くてピンクや緑のハナネコノメが咲くのをカメラ画像を見ながら教えていただいた。いつか見に来る機会があればと願う。
キジョランの綿実。望遠が足りない。
見慣れないシダが生えていた。これはフユハナワラビか?
この手の草(低木?)はさっぱりわからない。
山頂に戻るとだいぶ人が増えてきていた。まだ1時間以上あるので山頂の向こう側にあるソバ屋で食事をとる。戻って時間が1時間を切ったところで三脚にカメラをセットする。直前になってセットを始めると周りでカメラを構えている人たちの迷惑になってしまいそうなくらいに人が増えてきた。
一時は姿を現した富士山。
これはいけそうだと思ったが・・・
その後は再び雲が巻いてしまう。
夕陽が迫って来た。富士山は現れてくれるのか・・・。
富士山を巻いた雲が彩雲になっていた。しかし肝心の本体が姿を現さない。
夕陽が迫って来た。
もう少しで山頂。
わずかに白山岳が見える。
もう沈みかけている。
同上
シルエットだけわずかに見えたが、富士山の形を成さない。
白山岳のシルエットの裏に太陽の形が透けて見える。うまくすればキャッツアイの軌道だけでも確認できるかどうか・・・
残念。暗い雲に阻まれてしまい、肝心のところは確認できず。
富士山は雲に巻かれたまま陽が沈んで行く。
前回が素晴らしかっただけに、さすがに2匹目のドジョウはゲットできなかった。写真はいまひとつであったが、彩雲が巻いた夕暮れ富士のハラハラドキドキ感を存分に楽しむことが出来て、これはこれで満足だった。最終的な確認は出来なかったが、おそらくキャッツアイの軌道はかなり近いところに迫っていると思う。また来年チャレンジだ。
夕焼け雲
東側の空がピンク色に焼けた。夕焼けに染まった雲を見ながら、沢沿いルートの6号路を下った。稲荷山コースのような幅広い道とは違って一応は登山道の様相をしていて、花の咲く時期の昼間に歩いてみたいと思った。
ケーブルを使って、今回は名物の天狗焼きを買ったほかは寄り道せずにひたすら山頂を目指し、11時半に山頂到着した。その時間でも通常のダイヤモンド富士撮影にベストな場所は既に三脚が立てられていっぱいになっている。GPSで座標を確認し、狙っていたいちばん端のポジションは容易に確保することが出来たが、その1時間後にはもう場所取りの三脚でいっぱいになってしまった。
11時半、高尾山山頂到着。21日の時よりはかなり人が多い。
朝は綺麗に見えていた富士山なのに、この時間には雲隠れしてしまった。
まだ4時間以上も時間がある。1時間ほど山頂付近をぶらぶらして時間をつぶしたが、さすがに飽きてきた。カメラバックとカメラと水を1本持って周辺の散策路を散歩してくることにする。
ここから先は「奥高尾」と呼ぶらしい。ソバ屋があった。
もみじ台。ここも三脚が並んでいてほとんどいっぱい。富士山の写真を撮り忘れた。
その先にも少し富士山が見える場所があるが、スペースが狭い。
富士見台展望台の休憩東屋。
富士見台とは言うものの、富士山の眺望はあまり無い。
林の隙間から少し富士山が見える場所もあった。
小仏城山を往復するくらいの時間はあったのだが、それだけの根性は無く、途中で撤退してきた。脇道でカメラを構えて木の上を狙っている人が居た。このような撮影をしている人はバードウオッチングか植物マニアのいずれかだ。話しかけてみると、キジョランを撮影しているのだそうだ。今年は花が少なく、さらに前夜の雨でだいぶ落ちてしまったそうだ。高尾の植物についても教えていただき、白花だけでは無くてピンクや緑のハナネコノメが咲くのをカメラ画像を見ながら教えていただいた。いつか見に来る機会があればと願う。
キジョランの綿実。望遠が足りない。
見慣れないシダが生えていた。これはフユハナワラビか?
この手の草(低木?)はさっぱりわからない。
山頂に戻るとだいぶ人が増えてきていた。まだ1時間以上あるので山頂の向こう側にあるソバ屋で食事をとる。戻って時間が1時間を切ったところで三脚にカメラをセットする。直前になってセットを始めると周りでカメラを構えている人たちの迷惑になってしまいそうなくらいに人が増えてきた。
一時は姿を現した富士山。
これはいけそうだと思ったが・・・
その後は再び雲が巻いてしまう。
夕陽が迫って来た。富士山は現れてくれるのか・・・。
富士山を巻いた雲が彩雲になっていた。しかし肝心の本体が姿を現さない。
夕陽が迫って来た。
もう少しで山頂。
わずかに白山岳が見える。
もう沈みかけている。
同上
シルエットだけわずかに見えたが、富士山の形を成さない。
白山岳のシルエットの裏に太陽の形が透けて見える。うまくすればキャッツアイの軌道だけでも確認できるかどうか・・・
残念。暗い雲に阻まれてしまい、肝心のところは確認できず。
富士山は雲に巻かれたまま陽が沈んで行く。
前回が素晴らしかっただけに、さすがに2匹目のドジョウはゲットできなかった。写真はいまひとつであったが、彩雲が巻いた夕暮れ富士のハラハラドキドキ感を存分に楽しむことが出来て、これはこれで満足だった。最終的な確認は出来なかったが、おそらくキャッツアイの軌道はかなり近いところに迫っていると思う。また来年チャレンジだ。
夕焼け雲
東側の空がピンク色に焼けた。夕焼けに染まった雲を見ながら、沢沿いルートの6号路を下った。稲荷山コースのような幅広い道とは違って一応は登山道の様相をしていて、花の咲く時期の昼間に歩いてみたいと思った。