山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

剣ヶ峰で割れるダイヤ ステージを変えて竜ヶ岳へ  平成28年12月30日

2016年12月30日 | 番外編
 高下のダイヤモンド富士は完全決着というわけではないがもう太陽の位置が白山岳から外れてしまい、割れるダイヤは終わりである。ステージを変えて今度は竜ヶ岳から剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士の挑戦である。高下よりも富士山との距離が近くなるため、割れるダイヤを撮影できる範囲も狭くなる。一度で成功するとは到底思えないが、データを集積すれば必ず撮影できる・・・はずだ。るたんさんを誘って出動する。


    珍しく予定時刻よりも早起きできたので、夜明け前の空を撮影しながら昇る。もうさそり座が昇って来ている。富士山右側の赤い星はアンタレス。


    薄明の空の美しいグラデーション。裾野には雲が巻いている。


    山頂間近。南アルプスが赤く焼けた。左側には影富士が見える。


    竜ヶ岳山頂。年末はまだ人はまばら。


    撮影地到着。裏側にはくっきりと影富士が見える。

 本日の撮影地は竜ヶ岳山頂を越えて端足峠側に行ったところだ。笹薮が多いのだが富士山山頂だけならばなんとか見ることが出来る。撮影しながらゆっくり登ってきたら、ダイヤの時間まで残り15分となってしまい、急いで2台のカメラをセットして準備する。間もなくるたんさんが到着し、三脚3本並べて撮影に取りかかる。


    雪煙が少なく、本日のダイヤ撮影条件は良好。


    いよいよ剣ヶ峰が光って来た。秒読み開始、連写スタート、その約10秒後に太陽が現れた。


    しかし・・・予想に反して出たのは剣ヶ峰の右側からだった。


    やはり、一発ではうまく行かない。


    一応割れてはいるが・・・こんなもんでは全く満足できない。


    こちらはティアラ狙いのテレコンバーター装着600㎜レンズだが、改造絞りを持って行くのを忘れて星型の光芒が出ず。重ねて失敗。


    虹色のゴーストが出て少し面白いダイヤモンド富士になった。

 ということで今回は見事に(予想通り)失敗した。高下の時もそうだったが、カシミール3Dの軌道は少し右寄りに出るらしい。軌道を修正して再挑戦だ。


    本日の撮影地から再計算した太陽軌道。左から出るはずだったのだが・・・??
コメント (2)
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