山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

自宅からのしぶんぎ座流星群  令和4年1月4日

2022年01月09日 | 星空
 三大流星群のひとつであるしぶんぎ座流星群が1月4日の未明に極大を迎える。しかし、過去に何度か撮影に出かけたことがあるがあまり写ったことが無いし、出現個数も少なく目撃した数も少ない。いちばん流れそうな時間を狙って、未明2時半に2台のカメラを自宅のベランダにセットしてみる。そのうちの1台はタイマーリモートコントローラーで時間調整し、未明3時半ごろからシャッターを切り始めるように調整してから寝る。さて、翌日メモリーカードを取り出してどのくらい流れたか確認してみるが・・・予想はしていたが、期待したほど写ってはいなかった。


    冬の大三角形が西に傾き出した頃に1台目を起動する。真ん中に写っているのはおおいぬ座シリウス。雲が多いうえに町灯りが明る過ぎる。


    雲が切れた未明3時27分に1個写っていた。


    もう1台のカメラ。テスト撮影していた2時半ごろに左上にそれらしきものが1個写っていた。前後の画像には写っておらず飛行機では無さそうである。


    未明3時半ごろの画像。冬の大三角形が沈み始めている。


    3時34分ごろに左端を流れた流星


    5時33分ごろに右上に写っていたもの。左は人工衛星、右は流星と思われるが、流れる方向がしぶんぎ座流星群とは逆方向に見える。

 1,150カット撮影してそれらしきものが写っていたのは4カットのみだった。自宅からだと甲府の町灯りが明る過ぎて撮影条件が非常に悪いということもあるのだが、それにしてもこのしぶんぎ座流星群はあまり流れてくれないのではないかと思う。おおいぬ座を貫く流星や冬の大三角形を横切る大きな流星を期待したのだが、失敗に終わった。

コメント
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