予定では富士本栖リゾートに剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士を撮りに行くはずだった。ところが、精進湖まで行ったところで富士山を見ると雲が巻いている。そして富士本栖リゾートの入り口まで着いたところで富士山を見上げると、微妙に山頂が見えるかどうか、かなり危ういところである。割れるダイヤの撮影はまず困難な状況ではあるが、ひょっとしたら面白いダイヤが撮れるかも・・・と迷ったが、結局は止めて精進湖の湖畔に行く。
精進湖からは富士山山頂が見えている。富士本栖リゾートで見えたかどうかは微妙である。
雲巻く富士山
精進湖に来る前に竜ヶ岳登山口の本栖湖キャンプ場がどうなっているのかを見てきた。本日も広い駐車場は閉鎖になっていたが、混雑が予想される12月30日から1月3日にかけては駐車場が空くようである。湖畔の駐車場は結構混雑しており、本日も竜ヶ岳のダイヤモンド富士を見に行った人はそれなりに多かったのであろう。
しばらく精進湖の湖畔で昼寝していると、気がつけば富士山腹に巻いていた雲が晴れて青空が広がっていた。富士山頂にモヤモヤしたクモが現われ、次第に大きくなってきた。辺縁を見ると少し虹色に色付いている。
雲が晴れて青空が広がる。
富士山頂に現れた雲。少しずつ大きくなって行く。
虹色に輝き出した。
湖面に映る虹色の雲
彩雲レンズ雲が現れた。
魚が泳いでいるような雲
同上
レンズ雲。色が次第に抜けてきた。
望遠レンズを取り出すがあまり写らず。
レンズ雲の上に広がった雲はまだ色付いている。
休憩のつもりで立ち寄った精進湖の湖畔であるが、思いもよらぬ彩雲を見ることが出来た。今年の良いしめくくりになりそうである。