先週と同じくこの日も都留方面に出張だった。午後も仕事があったのだが想定していたよりも早く仕事が片付き、午後2時過ぎには終わった。先週は天候が悪かったがこの日は少し風が強いものの、日差しが降りそそいでいる。これならばきっと陽を浴びて花が開いているはずである。急いで移動する。

川沿いの桜が満開になっている。

下流側の桜も満開。平日だが人もたくさん出ていた。

花の咲く場所に行ってみる。ニリンソウは咲き始めである。

フッキソウも咲き始めたばかり。

キランソウは満開

モモイロキランソウもいつもの場所に咲いていた。

色の濃いモモイロキランソウ

驚いたのがこの花

まだほとんどが蕾だが、毛深くて葉は掌状に浅く切れ込んでいる。

これはカッコソウであろう。当然植栽のものであろうが、よくぞこんなに生えたものである。

ヤマエンゴサクが満開

苞葉は細かく深く切れ込んでいる。

アズマイチゲは陽を浴びて開いてはいるが、盛期を少し過ぎているようである。

レンプクソウが満開

緑色の地味な花。花弁が脈打った面白い形をしている。

目的のヒメアマナは陽を浴びて満開状態。

いちばん良い時期に訪問出来たのではないだろうか。

小さくて可愛らしいヒメアマナ

花は黄色で、個体によっては少し緑味を帯びる。

ヒメアマナとアズマイチゲ

林の中にあるフッキソウ大群落はまだ花を咲かせていなかった。
天候に恵まれたおかげで満開のヒメアマナに出会うことが出来た。今年はたくさん咲いてくれたように思うのだが、場所によっては個体数が減ってしまっているところも見受けられた。満足して甲府に戻った。