山梨県で新たにエゾフユノハナワラビなるものが北岳で見つかった。メールで送っていただいたその画像を見ると、オオハナワラビに似ているが葉の先端部が鋸歯状ではあるが尖っておらず丸まっている。今年2月に身延山で撮影したオオハナワラビと思わしきシダの画像を見直してみると非常に良く似ている。その時は変わりもののオオハナワラビだろうと片付けていたのだが、ひょっとしたら別物なのかも知れない。もしエゾフユノハナワラビ、ないしは良く似たヤマハナワラビだとすれば、今頃は胞子穂が伸びているはずである。これは確認に行ってみる必要がある。
現地に到着。簡単に葉が見つかり、周囲を探すと胞子穂が出ているものがあった。これは当たり!と思ったのだが・・・?
拡大して見ると葉の辺縁が鋸歯状で尖っている。これはオオハナワラビではないか。
胞子穂が出ていた別の株。やはり葉の辺縁が鋸歯状でオオハナワラビである。
密に短毛が生えているところもエゾフユノハナワラビやヤマハナワラビとは違う。
2月に見たのは葉が傷み始めて辺縁の鋸歯が脱落し始めた頃のオオハナワラビだったということなのだろう。残念。
周辺のシダを散策する。
ヒメワラビ
シダレザクラの幹に着生したシノブとヒメノキシノブ
シノブ
ヒメノキシノブ
岩に着生したシノブ。横に這う太い根が見える。
岩に着生したカタヒバ
青くて生き生きとしたハカタシダ
岩に付着したチャセンシダ
チャセンシダ
チャセンシダとゲジゲジシダ
大株のチャセンシダ
ここはシダの宝庫である。
エゾフユノハナワラビは残念な結果だったが、たくさんのチャセンシダを見て廻ることが出来た。他にも様々なシダが生育しており、この古い石垣が積まれたお寺の周辺はシダの宝庫である。十分に満足して甲府に戻る。午後から出かけて6時半から会合が入っていたが、中部横断自動車道が延びたおかげで十分に間に合うことが出来るようになった。
ちなみに、2月に見たシダとメールで送っていただいたエゾフユノハナワラビの画像は以下の通りである。
令和2年2月に身延山で見たハナワラビの仲間。
オオハナワラビに似ているが葉の辺縁に鋸歯の突起が無く、葉質が厚い。
こちらが今年の8月に北岳で見つかったエゾフユノハナワラビ。
葉のトリーミング画像。辺縁は鋸歯状であるが尖ってはいない。やや葉質は厚めである。
そっくりに見えたのだが甘かった。エゾフユノハナワラビは葉茎と葉の裏に細長い毛を生やすのが特徴であるが身延山のものは短い毛が密生しておりこの点からも別物だった。
現地に到着。簡単に葉が見つかり、周囲を探すと胞子穂が出ているものがあった。これは当たり!と思ったのだが・・・?
拡大して見ると葉の辺縁が鋸歯状で尖っている。これはオオハナワラビではないか。
胞子穂が出ていた別の株。やはり葉の辺縁が鋸歯状でオオハナワラビである。
密に短毛が生えているところもエゾフユノハナワラビやヤマハナワラビとは違う。
2月に見たのは葉が傷み始めて辺縁の鋸歯が脱落し始めた頃のオオハナワラビだったということなのだろう。残念。
周辺のシダを散策する。
ヒメワラビ
シダレザクラの幹に着生したシノブとヒメノキシノブ
シノブ
ヒメノキシノブ
岩に着生したシノブ。横に這う太い根が見える。
岩に着生したカタヒバ
青くて生き生きとしたハカタシダ
岩に付着したチャセンシダ
チャセンシダ
チャセンシダとゲジゲジシダ
大株のチャセンシダ
ここはシダの宝庫である。
エゾフユノハナワラビは残念な結果だったが、たくさんのチャセンシダを見て廻ることが出来た。他にも様々なシダが生育しており、この古い石垣が積まれたお寺の周辺はシダの宝庫である。十分に満足して甲府に戻る。午後から出かけて6時半から会合が入っていたが、中部横断自動車道が延びたおかげで十分に間に合うことが出来るようになった。
ちなみに、2月に見たシダとメールで送っていただいたエゾフユノハナワラビの画像は以下の通りである。
令和2年2月に身延山で見たハナワラビの仲間。
オオハナワラビに似ているが葉の辺縁に鋸歯の突起が無く、葉質が厚い。
こちらが今年の8月に北岳で見つかったエゾフユノハナワラビ。
葉のトリーミング画像。辺縁は鋸歯状であるが尖ってはいない。やや葉質は厚めである。
そっくりに見えたのだが甘かった。エゾフユノハナワラビは葉茎と葉の裏に細長い毛を生やすのが特徴であるが身延山のものは短い毛が密生しておりこの点からも別物だった。
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