高山帯の草原に生育する多年草である。茎は細く、高さ30 ~ 50㎝、有花茎は、上部が乳頭状突起がありざらつく。小穂は 3 ~ 5 個が茎の上部に集まる。頂小穂は雌雄性で基部に短い雄花部があり、側小穂は雌性で、いずれも長楕円形で細い柄があり垂れ下がる。雌性の鱗片は卵形で鋭頭、黒褐色で果胞とほぼ同じ長さである。嘴は短く柱頭は3岐になる。山梨県では南アルプスに生育し、個体数は少ない。
2018年山梨県カテゴリー :絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:なし
クロボスゲ 2022年7月 北岳で撮影
高山帯の草地に目立たずに生育していたクロボスゲ
上部に3~5個の小穂が集まり、垂れ下がって付く。雌小穂の鱗片は卵形で鋭頭、果胞とほぼ同じ長さである。
斜面に生育していたやや大型のクロボスゲ
基部の鞘は暗赤色を帯びる。
別の斜面に生育していたクロボスゲ。(カメラ故障しスマホで撮影)
⇒山梨県の絶滅危惧のカヤツリグサ科植物一覧
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
⇒山梨県2018年版レッドリストの植物
2018年山梨県カテゴリー :絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:なし
クロボスゲ 2022年7月 北岳で撮影
高山帯の草地に目立たずに生育していたクロボスゲ
上部に3~5個の小穂が集まり、垂れ下がって付く。雌小穂の鱗片は卵形で鋭頭、果胞とほぼ同じ長さである。
斜面に生育していたやや大型のクロボスゲ
基部の鞘は暗赤色を帯びる。
別の斜面に生育していたクロボスゲ。(カメラ故障しスマホで撮影)
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⇒山梨県2018年版レッドリストの植物
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