山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

マツバランは元気にしているか? 南部町  令和5年10月7日

2023年10月09日 | 甲斐百山
 南部町の大きな桜の木にマツバランが着生している。その後どうなっているか、しばらくぶりに会いに行ってみる。

    大きなシダレザクラの木

    この木の幹にマツバランが着生している。一見して今までで一番元気そうである。

    青々としていて株も大きくなっているように見える。

    球形の胞子嚢をたくさん付けている。元気そうで一安心である。

    別の大きな桜の木を訪問してみる。

    シノブがたくさん着生している。

    良く見ると隠れるようにマツバランが着生している。胞子嚢はあまり付けていないようである。

    さらに良く観察してみると、溝のところにも数株着生していた。

    青々として元気なマツバラン。まだ若いのか胞子嚢は付いていないようである。

    近くの梅の木に着生していたクモラン

    大部分は夏の暑さに負けて枯れてしまったようである。

    民家の庭に植えてあるカヤの老木

    この木にはムギランがびっしりと着生している。

    青々として元気なムギラン。たくさんある球形の粒がムギランの名の由来となっている偽球茎。種では無くて茎の一部である。

    偽球茎の脇に既に種を飛ばしたガラが出ている。

 ムギランはカヤの木を好んで生育しており、南部町界隈にある大きなカヤの木を探すとそれなりに見ることが出来る。まだ開花している花はきっちりと撮影出来ておらず、この木は観察し易いのでタイミングが合えば、来年見に来てみたいと思っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンボクの花はまだ咲いていなかった 南部町円蔵院  令和5年10月7日

2023年10月08日 | 里に咲く花
 9月中旬に訪れた際にはまだリンボクの花は咲いておらず、固い蕾のようなものが付いていた。約1ヶ月が過ぎそろそろ花が咲いている頃ではないかと思う。南部町の円蔵院を再訪してみる。

    9月に続いて円蔵院を再訪してみる。

    正面に見えるのがリンボクだが、花は見えないようである。

    望遠レンズ装着して撮影してみるが花らしきものは写らない。

    トリーミング画像。花芽らしき丸いものが見えるがまだ咲きそうも無い。

    おそらくこれもリンボクであろう。

    さほど太い木では無く、鱗片状の溝はまだ浅い。

    やはり丸い花芽のようなものを付けているだけで花は咲いていない。開花はまだ2週間以上先ではないだろうか。

    これはキチジョウソウの葉と思われるが・・・

    まだ蕾は見えない。

    こちらはカギガタアオイ

    花芽を付けているものがあるが開花はまだしばらく先のようである。

    コヒロハハナヤスリは昨年とは別の場所に生えているのを発見した。

    それなりに個体数があるのも確認出来た。

    とりあえずは残っていてくれて良かった。

    ハナワラビの仲間が群生していたが、これはアカハナワラビになるのか?

    オオハナワラビでは無さそうだが、アカハナワラビとフユノハナワラビの中間のような形に見える。

 期待していたリンボクはまだ咲いていなかった。昨年は10月下旬に訪問しているが、既に結実した実が落ちていた。今年は開花が遅れているのではないかと思う。どうしても見たい花なので、2~3週間後に再訪してみたいと思う。その頃にはたぶんキチジョウソウはまだ咲いていないであろう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初冠雪の富士山  令和5年10月6日

2023年10月07日 | 星空
 急に寒くなったかと思ったら前日の10月5日に富士山は初冠雪となった。雲と霞が多くて5日の日には甲府から冠雪した富士山を見ることは出来なかったが、6日は朝からスッキリとした青空が広がり、しかも出張先は忍野村である。御坂峠のトンネルを越えると冠雪した富士山が姿を現した。出張先からも富士山が見えるので、昼休みに撮影してみる。

    本日の出張先は忍野にある工場

    敷地内から初冠雪した富士山が見える。

    初冠雪の富士山。雲が無くスッキリした姿を現した。

    敷地内に生えていたフジアザミ

    黄色い花が咲いていた。

    これはブタナであろう。

 仕事は午後4時半ごろに終わった。空はまだスッキリとした青空が広がっており富士山も良く見えている。日が暮れると天の川が見えるのではないかと山中湖に立ち寄ろうかと思ったのだが、そういえば明日と明後日は山中湖きららでマウントフジマキなるイベントが開催されるのでおそらく駐車場がいっぱいであろう。二十曲峠に行ってみることにする。

    二十曲峠展望デッキ。到着した頃にはもう陽が暮れていた。星撮りにはこの場所は電線が邪魔である。

    さらに奥にある展望地に移動する。


    電線は無いが木が少し邪魔になる。富士山の左側にさそり座が寝そべっている。


    天の川が輝き出したが・・・思ったほど明るくは写ってくれない。


    うっすらと立ち昇る程度しか写らず。

    もう1台の超広角レンズではうっすらとしか写らなかった。

    やがて雲が多くなり、天の川の輝きも見えにくくなってしまう。これにて撤収。

    展望デッキからの夜景。明るい光は富士急ハイランドか?

 もう少し綺麗な天の川が見られるのではないかと期待したのだが、少し霞が入っていたようであまり綺麗には写らず、肉眼でもうっすらとしか見えなかった。もっと標高の高いところに行かないと綺麗な天の川を眺めるのは難しそうである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする