南部町の大きな桜の木にマツバランが着生している。その後どうなっているか、しばらくぶりに会いに行ってみる。

大きなシダレザクラの木

この木の幹にマツバランが着生している。一見して今までで一番元気そうである。

青々としていて株も大きくなっているように見える。

球形の胞子嚢をたくさん付けている。元気そうで一安心である。

別の大きな桜の木を訪問してみる。

シノブがたくさん着生している。

良く見ると隠れるようにマツバランが着生している。胞子嚢はあまり付けていないようである。

さらに良く観察してみると、溝のところにも数株着生していた。

青々として元気なマツバラン。まだ若いのか胞子嚢は付いていないようである。

近くの梅の木に着生していたクモラン

大部分は夏の暑さに負けて枯れてしまったようである。

民家の庭に植えてあるカヤの老木

この木にはムギランがびっしりと着生している。

青々として元気なムギラン。たくさんある球形の粒がムギランの名の由来となっている偽球茎。種では無くて茎の一部である。

偽球茎の脇に既に種を飛ばしたガラが出ている。
ムギランはカヤの木を好んで生育しており、南部町界隈にある大きなカヤの木を探すとそれなりに見ることが出来る。まだ開花している花はきっちりと撮影出来ておらず、この木は観察し易いのでタイミングが合えば、来年見に来てみたいと思っている。