空は晴れていたが鳳凰山には少し雲がかかってしまっている。本日の夕暮れは西の空に月齢2の細月が沈んで行く。鳳凰山オベリスクにこの細月が沈んで行くところを捉えるため、北杜市明野に出かけてみる。GPSに登録してある場所に着いてみると、高架線の電線が邪魔で撮影には不向きである。農道の中の良さそうな場所を探してカメラを構えるが、2台のカメラをセットし終えた頃にはもう細月が鳳凰山の上に輝き出していた。
鳳凰山の上に輝き出した月齢2の細月
鳳凰山に月が迫る。だが、肝心の鳳凰山オベリスクの裏に雲がかかってしまっている。
肝心のオベリスクと月が接触するシーンは雲がかかって捉えられず。
もう1台の超望遠レンズをセットしたカメラはシャッターのブレを防ぐため三脚2台で固定し、シャッターはブレの少ない電子シャッターを使って撮影する。
雲に阻まらなければ超望遠レンズで捉えた大きな月と接触するオベリスクが撮影出来たであろうが残念ながら肝心な時に月は雲隠れして見えなかった。しかし、雲の上に半分だけ姿を見せている細月もそれなりに良い作品になっているのではないかと思っている。また挑戦してみたい。