琵琶湖のそばの正法寺の樹齢300年の藤の花の写真をお楽しみ下さい。
いつも写真をお借りする ちひろさんのブログ(http://www.eonet.ne.jp/~hanamusasi/)から転載いたしました。ちひろさん有難う御座いました。
東京の日野市にある高幡不動のそばに「ちびた」さんが住んでいます。
四季折々の不動さんの境内に咲く花の写真や旅の写真を掲載しているブログ(http://chibita.blog.tsuge.jp/)を出しています。誠実な若い方です。たとえば花の名前を丁寧に調べて説明してくれています。そのブログを是非ご覧下さい。
昨日、このブログで赤いポピーの花畑の写真を掲載しましたので、今日はちびたさんのブログから同じ公園の4月の花々の写真をお借りしました。お楽しみ頂ければ嬉しく思います。
このブログを読んで下さる方を、私は非常に大切に思います。それはお読み頂いて有難いと思う以上の理由があるのです。
先日、名古屋港から仙台港まで客船に乗りました。4月16日の夜の事です。全国的に季節外れの雪が降り、強風が吹き荒れた夜です。海上では波がしらが砕け、廊下を歩けないくらい船が揺れました。その時、この経験をブログへ書こうと思いました。するとその瞬間、そのブログ記事を読んで下さる人々も一緒に船に乗っているような錯覚がするのです。歩くのが困難なほど揺れる客船に一緒に乗って同じ経験をしていると思うのです。その錯覚は不思議なことです。記事はまだ書いていません。ですから読んでいる人はいません。しかし読むであろう人を想定して、同じ経験をしているように思えるのです。
こういうのを仮に経験の共有と呼んでみます。まだ書いていない記事を読む人を想定して一緒に旅をしているのです。
同じような錯覚を持つことはしょっちゅうです。独りでヨットに乗っていたり、独りで山小屋に泊っていても誰かと一緒に居るような豊かな気分になります。そうです心楽しくなるのです。ヨットに乗れば毎回同じような写真と記事を出します。山小屋に泊れば相変わらずの写真と記事を掲載します。しかし毎回気分が違います。一緒に居てくれる人々が私には少しずつ違うように感じるからです。
同じ経験の共有は旅に限ったことではありません。
例えば、今日は昭和記念公園で一面に満開になったポピー畑の風景を見ました。今日、その写真を掲載した記事を見た方々と一緒にポピー畑を見てるような錯覚がしました。皆で一緒に見ているとポピーの花畑が一層美しく感じます。ポピーの写真を見て下さった方々と一緒に昭和記念公園を散策しているのです。
ブログに美味しい料理の写真を沢山掲載している人がよく居ます。その人は料理を自慢しているのではありません。その写真を見るであろう人々と一緒に食べているのです。美味しいものは独りで食べるより皆で一緒に食べたほうが楽しいのです。美味しいものを食べる経験を読者と共有しているのです。
私のブログには自分にとって悲しい出来事も時々書きます。すると読んで下さった方々がその悲しみを少しずつ背負ってくれるような気がします。自分の悲しみが軽くなります。その上、私を勇気づけるような力強いコメントを送ってくれます。助かります。救われます。そんな体験をしました。昨年の8月に入院し前立腺を全摘出した手術を受けました。そのとき数多くのコメントを頂きました。勇気づけられました。心配や悲しみが消えて無くなりました。
ですからブログを書き続ける理由は、読んで下さる方々と経験の共有をし、人生をより豊かに、楽しいものに出来るからです。皆様は以上の内容にどのようなご感想をお持ちでしょうか?コメントを頂ければ嬉しく思います。
今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。藤山杜人