日教組は戦後の小学校や中学、高校の教員組織です。共産主義の影響を深く受けた組織でした。学校の教育方針から教員の管理にわたる全てのことに大きな力を発揮して来ました。その教育は反戦という美名のもとに国旗掲揚反対や君が代斉唱拒否などに及び、生徒児童へ国家意識は全て邪悪であるという固定観念を強く植えついけて来たのです。その影響は現在でも強く残っています。
愛国心には良い愛国心と、悪い愛国心があります。武力で他国を侵略して日本を豊かにしようという愛国心は邪悪な愛国心です。一方、日本へ土足で上がって来る敵を武力で追い出すのは良い愛国心です。
日教組の教えはこの両方の愛国心を否定し、完全に排除して来たのです。
国家意識にも良い国家意識と邪悪な国家意識があります。日本に自由と平等が行き渡るように祈りながら上げる日の丸は、良い国家意識の表れです。他国を武力で日本の属国にしようと祈りながら上げる日の丸は邪悪な国家意識なのです。
日教組は愚かにもそのどちらも否定し、排除しました。その結果は大成功です。日本人から愛国心や国家意識が完全に無くなりました。善いもの、良いもの全てを消してしまったのです。
鳩山さんの昨今の挙動を見ていると日教組の忠実な教え子のように見えます。愚かな考えで右往左往しているのです。
さて何故日教組がそのような教え方をしたのでしょうか?それはソ連の共産党の言いなりになって、日本の利益よりソ連の利益になるように運動したからです。ソ連が日本を攻撃してもヒツジのように大人しく言うことを聞く。間違っても武力で反抗しない。そのようにしたのです。そして自衛隊が出撃しても、戦意が低くなるようにしたのです。
ドイツには強大な日教組のようなものはありませんでした。共産主義の東ドイツが隣に存在していたので、共産国の侵略へたいして即刻、武力で追いだす覚悟が必要だったのです。これは韓国でも同様の事情でした。
従ってドイツにも韓国にも米軍基地が存在していましたが基地反対運動は日本のように盛んではありませんでした。皆様は立川基地拡張へ熾烈に反対した「砂川事件」をまだ覚えていると思います。全国各地で同じような基地反対運動が起きたのです。反戦運動や平和運動という心地よい標語を叫んでいましたが、日本の共産主義者がソ連の影響で、ソ連の利益の為に繰り広げた一大運動なのでした。
米軍基地反対運動をすると何故か利益を手に入れる政治団体や一群のグループが必ず存在するのです。もっと言えばそれで利益を得る国が存在するのです。
社民党や共産党のことはさて置き、沖縄の米軍基地反対で利益を得る国は明白です。北朝鮮と中国です。社民党の利益と北朝鮮や中国の得る利益の大小を鳩山さんは比較検討したことがあるのでしょうか?社民党という弱小政党と連合を維持し自分の権力を維持する行為が日本を安く他国へ売り渡すことにならないように祈るばかりです。
下に示す写真は駿河湾にあるヨットの泊地です。こんなに美しく平和な風景は、日本が安定して豊かな国だから見ることが出来るのです。この日本を素朴に好きになりましょう。それが愛国心の出発点です。
皆様は日本人の愛国心の欠如についてどのようにお考えでしょうか?ご意見を頂ければ嬉しく思います。(終り)