後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

福島第一原発の制御棒はどのようになっているのでしょうか?

2011年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム

私の記憶では炉心に真水をはった沸騰水型軽水炉の出力調整はボロンカーバイド(BC)を主成分とする制御棒を燃料棒の間に多数挿入して、その上下によって行っていると思っていました。

緊急停止ではこの制御棒が全て挿入され、核連鎖反応を停めると知っていました。しかし一旦緊急停止に成功しても炉心水位が下がり、高温になり、損傷を受けると核連鎖反応がまた部分的に起きるのではないかと危惧していました。しかしマスコミは制御棒の損傷を一切報道しません。不思議に思っていたらブログを見ていてくれた昔の高校時代の友人のKT君がメールで以下のように教えてくれました。

60年も前に彼の家へしょっちゅう遊びに行ったことなど思い出しました。

彼に感謝しつつ、以下に彼からのメールを転載します。

藤山杜人君

 先日のメールの続きとして君の疑問にこたえます。

 (1)  出力制御は制御棒の上げ下げで行います。制御棒には"粗制御棒"、"微制御棒"と安全棒の3種があってそれぞれの挿入によって出力が制御されます。

  (2) 緊急スクラムはこれら制御棒をすべて挿入して核分裂反応を低下させるものです。安全棒が一番の働きをします。

 (3) スクラムが成功し制御棒がその働きを成し遂げている状態であればまた臨界に達することはありません。

 (4) 1,2,3号炉ともスクラムは成功したものの電源がなくなり炉内へ水を送る給水ポンプが停止し、またこの水を海水で冷却する循環水ポンプも停止したため炉内の温度が上がり、燃料棒が損傷したとすると同じ場所にある制御棒も損傷した恐れがあります。そうすると核反応を止める働きが弱まりますので一部まだ核反応を起こしている可能性も考えられています。しかしこの可能性は小さいのが普通です。

追記:使用済み燃料はプール内にあって水を供給している限り大丈夫と思いましたが、水素爆発で建屋が破損し今も時々黒い煙が上がる言う事は何かが燃えていると言うことであり、使用済み燃料が全て完全にプール内に収まっているのかが心配です。

以上テレビ・新聞の報道を下敷きに小生の知見を入れてまとめたものです。ご参考になれば幸せです。敬具、 KTより、 (終り)

尚、心配になり原子力専門の昔の同級生に電話で聞いて見ましたとところ上のKT君のメールの内容とほぼ同じでした。

少し安心情報のようですので、皆様へご紹介したいと思います。ご参考になれば嬉しくおもいます。(終り)


国破れて山河あり・・・少し元気の出る写真をお送り致します

2011年03月26日 | 写真

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今回の大地震・大津波で私自身は被害がありませんでした。しかしとてもガックリしています。

戦後の荒廃した国土で、「追いつけ!追い越せ!」の掛け声でやっと日本はここまで良くなったと思っていました。それが一挙に吹きとんだような気分です。敗戦の後、新制の中学校で特攻帰りの先生が何かというと、「国破れて~山河~あ~り~。城春にして~草木~深し~・・・」と吟じていました。そうやって自分を元気づけていたのです。少し元気になって、また授業を始めていました。

今回の大津波は根こそぎ、全てを奪ってしまいました。山河も荒れ果てました。虚脱感にとらわれています。

しかし昨年撮ってきた写真を見ていたら、高さ3000メートル級の南アルプス主峰連山が雄大に広がっていました。ジッと見ていたら元気が出て来ました。きっと皆様も元気になると信じて数枚の写真をお送りいたします。

写真の左から、農鳥岳、間の岳、北岳です。3_019

甲府盆地からよく見える南アルプスは鳳凰三山の薬師岳、観音岳、地蔵岳です。この写真は韮崎市の山際から撮ったもので左が観音岳、右が地蔵岳で薬師岳は入っていません。

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いつも甲斐駒岳を撮るときはすぐ麓の武川や横手から撮影しますが、これは韮崎の岡の上から遠景を撮ったものです。

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甲府盆地の南半分からよく見える八ヶ岳も山梨県が誇りにしている山です。複雑な形をした火山で長い裾を引いています。麓には清里、甲斐大泉、小淵沢などの避暑地がひろがっています。

如何でしたでしょうか? 雪を頂いた山山の風景写真を見て、元気が出たと信じています。

兎に角、皆が心を寄せ合って第二の国難の地震・大津波の復興に立ち上がりましょう!


福島原発炉心は収束・・・やっぱり安心出来る

2011年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム

福島原発で東京電力の下請け会社の社員が強い放射能のある水に浸かって被爆障害を受けました。下請け。水漬け。緊急入院。このような言葉に憤る人も居ると思います。特に放射能測定器をもった東電の社員が引率していなかったのです。無責任きわまりない復旧作業と非難されても仕方がありません。被爆した3人へ心からのお見舞いの気持ちと同情をお送りします。軽い症状で終わることをお祈りいたします。

さて今回の事故にはとても危惧すべき事がありました。それは炉心格納容器内ではなく、そこから離れて独立して建っている大型発電気のある建屋の中で起きた事です。それも水の放射能は炉心や貯蔵プールにある核燃料棒のウラン酸化物に含まれている種類の放射性元素だったのです。

この事実は炉心圧力容器へ繋がる数多くの配管が発電機建屋に繋がっていて、そこから強い放射能を持つ水が漏れたのです。東電はその可能性が大きいと昨日、発表しています。これは聞くと衝撃的な事のようですが、私は昨日の新聞、今日の新聞を総合的に見て安心しました。理由は以下の3つです。

(1)文部科学省は毎日東北地方の放射線量を発表しています。昨日と今日の東北地方各地の放射能は変わりなく、安全圏内です。福島市の4.15、いわき市の1.15マイクリ・シーベルト/hour と少し高いのはいつもの通りですが、他は全て安全です。青森市、盛岡市、秋田市、山形市、仙台市、水戸市、宇都宮市、さいたま市、長野市、甲府市、東京・新宿、千葉・市原市、などなど東日本の諸都市の放射線測定値にはここ数日変化がありません。

(2)考えて見ると、大型発電機建屋の燃料棒の成分を含む水が溜まったのは過去にも有ったに違いありません。しかし原発正門わきの放射能の強さはゆっくりですが減少方向へ推移しています。原発工場では危険な現象がつぎつぎ起きていたのです。

やっと復旧体制が出来てきて、その危険な現象に気がつき出したという事だと理解できます。それと同時に復旧に日夜従事する人々の危険がどういう所にあるか分かりだした事になります。復旧作業は命懸けです。戦場と同じです。一番重要なのは小隊長です。小隊長、中隊長の指揮系統がこんどの不幸な被爆事故で出来あがると思えるのです。

(3)文部科学省は大気中の塵、土壌、雨、大気そのものの放射能を精密に測定し始めました。それもヨウ素131とセシウム137の別々にわけた測定値を発表しているのです。けさの読売新聞の30ページに測定値の表が掲載してあります。

その表は単位の表示も明確で、測定値の最高値と最低値の両方が記載されています。この表は科学的に明快な、そして厳密なものという印象を与えます。表の中の数値の意味は私には厳密には理解できませんが、ベクレル/kg やベクレル/(1立方米当たり) をマイクロ・シーベルトに換算してみるといずれも大変小さな値になるのです。

ようするに文部科学省が本気で放射能汚染を測定しはじめたという事が分かり、非常に安心しました。

以上の3つの理由で、私は福島原発は大局的には収束方向へ推移していると信じています。なお完全な安定冷却機能の復旧にはまだまだ紆余曲折があるとは思います。しかし復旧作業に従事している方々の献身的な働きがあるので必ずや完全に収束すると信じています。

福島の人々が一日でも早く安心の出来る平穏な生活に戻れますようにお祈り致します。藤山杜人


海抜16mにある女川原子力発電所は津波対策をいろいろしていました

2011年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム

福島第一原子力発電所は女川原子力発電所より随分前に建設され、津波対策が十分出来ていなかったのです。

何故福島原発には津波対策が無かったか?それには歴史的な理由がありました。

東北地方に24年間住んでいた私には解るのです。「三陸には津波があるが、仙台平野以南には決して津波は無い」という東北人共通の常識があったのです。ですからこそ原発だけでなく、火力発電所うも精油コンビナートも製鉄所も全ての臨海工場は津波対策が無いのです。

それはそれとして、今回の津波で女川の市街地は壊滅しましたが、女川原子力発電所は冷却機能も正常に作動し続け、何の問題も起きていません。

しかし2号炉の地下室に海水が浸水しました。2号炉と3号炉の燃料棒貯蔵プールの水が溢れました。全ての原子炉は緊急スクラム装置が正常に作動し、停止しました。電源は津波の被害を受けなかったので原子炉の全ての冷却系統がその後も正常に作動し続けたのです。

女川原子力発電所は沸騰水型原発3基で、1984年、1995年、2002年に建設されました。福島第一原発は1967年から71年に5基作られています。

さて女川原発の耐震対策と耐震設計は何度も公開されているようです。以下では

東北電力の松本康男氏が、2007年開催の「地震・津波に対する原子力防災に関するIAEA/JNES/NIEDセミナー」で講演をしています。講演の題目は、「女川原子力発電所における津波に対する安全評価と防災対策」です。

そしてその内容は、http://www.jnes.go.jp/content/000015486.pdf#search='女川原子力発電所の津波対策' に御座います。詳しくはこの講演資料にありますが、東北電力では江戸時代から現在にいたる三陸地方の津波を記録した文献を徹底的に調べ、最大16m高さの津波に対する安全設計にしたのです。

今回は幸運もあって高さは16mを少し越えましたが、甚大な被害が起きなかったのです。備えあれば憂いなしです。しかし津波高さが16mをそんなに越えなかった事は幸運としか言いえません。福島原発の状況と比較して何故か深い感慨にとらわれます

今日は女川原子力発電所の設計、建設などに関係した全ての方々へ深い敬意を送りたいと思います。藤山杜人


文部科学省の福島原発周辺の46ケ所の放射能強さの分布図を、何故更新しないのですか?

2011年03月25日 | インポート

文部科学省の福島原発周辺の46ケ所の放射能強さの分布図は、福島県の人々にとっては強力な安心情報でした。しかし残念ながら、その分布図は3月18日に測定された値です。

その情報は、「福島第一原子力発電所の30km以遠のモニタリング結果について」です。(http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/19/1303727_1819.pdf )

今日は3月25日です。何回開けて見ても18日のままです。何故7日間も更新しないのでしょうか?何方かご存知の方はお教え下さい。よろしくお願い致します。


危なくない放射能と危い放射能・・・福島県、頑張れ!!!

2011年03月25日 | 日記・エッセイ・コラム

福島県の皆様は現在、いたたまれない思いをしていると思います。絶対に放射能漏れは起こしませんと言う東京電力の言い分を渋々聞いて原子力発電所建設に抵抗しきれなかったのです。絶対に、絶対に放射能漏れは起こしませんと断言していたのに、毎日のように放射性ヨウ素131とセシウム137を放出し続けています。お陰で半径20kmの土地は現在は住めなくなりました。福島県の農作物は放射能汚染で売れません。さらに風評で福島県へ生活物資が届かなくなり移住を余儀なくされています。その上、安全な東京にいる偉い人々は放射能は即ちに健康に害は無いと叫んでいるだけです。そんな事を言うなら福島県へ来て見ろ!と怒鳴りたくなります。東京の為の電力を発電しているのに、何故関係の無い福島県が犠牲になるのか!と怒鳴りたくなります。宮城県出身の私ですら怒鳴りたい気分です。

しかし私は冷静になりたいと思いました。そこで昨年行った福島市の花見山の写真を何度も見て過ごしています。下の写真です。是非、皆様も写真を見て下さい。この美しい郷土が早く蘇りますようにと、心からお祈りしています。

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放射能汚染があっても、過剰に恐れる必要は絶対に無い・・・福島県の為に皆で考えよう!

2011年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

食品や飲料水の放射能汚染は日数の経過とともに、もう少し広がるかも知れません。

特に福島県の人々にとって風評被害も重なって不安な、不自由な生活が続いています。そこで特に福島県の人々自身が安心しするようにと願ってこの文章を書いています。

また風評被害が少しでも少なくなるように全国の人々も放射能汚染のことに過剰反応しないようにと願っています。その為に書いた文章ですので、この私の趣旨をご理解の上、以下の文章をお読み下さい。

福島原発から放射性のヨウ素やセシウムが放出されたのです。風に乗って拡散し、近辺から次第に遠方まで広がります。放射能汚染は決してあなどってはいけません。

しかし、現在の測定技術の進歩のせいで50kmや100km以上離れた所でも放射能汚染が精密に検出されています。

しかし問題はその測定値の絶対量です。多くのマスコミ発表の数値は怖がる程度の値ではありません。一々驚いたり、怖がったりする必要は絶対にありません。

昨日、私は下のような2つの記事を書きました。昨日は960件のアクセス数がありました。ある意味では衝撃的な内容でしたが、誰も反論も批判をしません。おおむね納得して下さったと信じています。

1kg当たり10000ベクレルのホウレン草を食べると被爆量は何シーベルトになるか? と、

農作物の放射能汚染の暫定基準値を上げないと東北、関東の農業が壊滅する!です。

しかし、暫定規制値があまりにも低い事に私自身驚いています。外国のレベルに合わせて決めているようで、日本の規制値は外国と同じ位の値になっています。

何故、放射能汚染規制値が非現実的に低くなっているのでしょうか?昨夜から考え続けています。

これは私の個人的な想像です。原因の一つは放射能障害を研究している医学者は、どこの国でも原子力発電には心情的に反対な筈です。人間の健康へ損害を与えそうな現代工業へは感情的に反対なのです。その気持ちは良く分かります。

ですから放射能汚染規制値をイヤという程低くします。反対する人が居たら、「健康を完璧に守る為に必要な規制値なのです!」と言えば終りです。科学的議論が不可能な領域なのです。

地震予測や津波予測が現代の科学では絶対に予測出来ないのです。それは以前、このブログで説明しました。しかし放射能汚染と幼児の甲状腺ガンの発生の因果関係は統計的に証明されています。ところが、どれだけの被爆量があれば甲状腺ガンになるという定量的な実験的証明は存在しないのです。そんな生体実験などしてはいけません。そこで思いっきり安全サイドをとって、低めの規制値にしてあるのではないかと私は想像しています。この想像はは間違っているかもしれません。

一番重要な事はマスコミで発表されりる食品1kgあたりのベクレル数値を、ご自分で被爆量(マイクロ・シーベルト)/KG食品、へ換算して確かめて下さい。簡単な換算方法は上の2つの記事にあります。

枝野長官がよく今すぐ健康に害が有りませんと言明しています。それは専門家の換算結果をよく聞いた上でそう言っていると思います。それなのに、政治家はウソを言うから絶対に信用しないと言う人が居ます。しかしこの件に限って枝野さんの言っている事は正しいと思います。他の案件については知りませんが、原発事故以来の記者会見では枝野さんは一番本当に近い事を理路整然と話しています。

以上の私の一私見をお考え頂き、福島県の人々へこれ以上の苦しみを与えない為に、放射能へ過剰に反応しないようにお祈り申し上げます。福島県の皆様、頑張って下さい。東京やその他の地方の方々は風評に惑わされないようにしましょう!

ご参考になれば嬉しく思います


さあ、復興に立ち上がろう!・・・胸打つラーメン屋さんのボランティア活動

2011年03月24日 | 写真

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この上の写真は昨秋、北杜市真原から撮った甲斐駒岳の写真です。そして下の写真は昨春、福島市の花見山の満開の桜を撮った写真です。

3月11日の地震・大津波そして原発事故と衝撃的な事が次々と起きたので何故か、長い長い時間が経過したような気持ちがします。この様な平和な頃の写真を見ていると遥か昔の様な感じがします。

しかし少しずつ元気も出て来ます。

今回の大災害でカトリックの私は宗教の無力さを感じます。暗い無力感が体中に広がっています。神様はあまりにもむごすぎます。津波で洗い流された町や村に住んでいた人々は普通の善良な人々なのです。神様は何故こんなにも残酷なことをするのでしょうか?

被害を受けた人々や亡くなった人々の為に祈りますと、このブログで何度も書きましたが、なにか絵空事を書いているようで心が入って行きません。

しかし最近になって少しずつ気持ちが上向いてきました。沈黙する神の事も考えられるようになってきました。

特に私が勇気づけられたのは若い人々によるボランティア活動です。昨晩、テレビで報じられた一例だけをご紹介します。

東京の若いラーメン屋さん達が8名程、気仙沼市へ行って、温かいラーメンを1200食も作って避難民へ食べさせたのです。麺、スープ、から焼き豚、ネギ、メンマなど1200食分を自分達の乗用車へビッシリ積み込んで東北高速道路を一路北上したのです。東京の警察署も即刻通行証を出しました。

気仙沼市の避難所の学校の校庭にブロックで即製の炉を作り、持参の大鍋でラーメンを作ったのです。釜石市でラーメン屋をしていて、津波で店を流されてしまった男も参加しています。避難所の学校の中学生、数人も下働きとして走り回っています。

避難以来、例年になく寒い日が続いたので、人々はアツアツのラーメンを感動しながら食べていました。汗か涙か分からいないものを拭いながら食べている人もいます。たったラーメン一杯でも家族を亡くした人々へ生きる希望を与えたに違いありません。

そして私も復興の方向へ気持ちを切り変えようと決心出来たのです。

マスコミは福島原発の事ばかりですが、大津波で壊滅してしまった東北地方の復興へ向けて全国の人々は立ちあがっているのです。放射能も怖いのは事実ですが、東北地方には大津波のあとの惨状が累々と広がっているのです。自衛隊も外国の救援隊も日夜苦しい仕事を黙々としているのです。頭が下がります。あまり過剰に福島原発の事にばかり心が向かわないようにしたいと思います。

今日は全国の人々が被災者と心を一つにしてこの国難に立ち向かい、復興への道を力強く歩きだすことをお祈り致します。藤山杜人

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農作物の放射能汚染の暫定基準値を上げないと東北、関東の農業が壊滅する!

2011年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

最近、マスコミにはベクレルという単位とマイクロ・シーベルトという単位が頻繁に出て来ます。その換算ツールが有るのです。誰でも使えます。

汚染農産物1kgの放射線強さを示すベクレルという単位を被爆総量シーベルトへ換算するツールが、http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON に御座います。

暫定基準値はセシウムで牛乳・乳製品が1キログラムあたり200ベクレル、野菜類、穀類、肉・卵など同500ベクレル、放射性ヨウ素では飲料水同300ベクレル、野菜類同2千ベクレルなどです。これらの数値をhttp://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON に従って1kg食べた場合の被爆量をマイクロ・シーベルトへ換算してみると実に小さな値になります。年間に人間が被爆しても危険の無いと言われている200ミリ・シーベルト(200000マイクロ・シーベルト)に比べて問題にならない位小さな値です。

ですから暫定基準値を上げても健康に有害でないという意見も出てきます。

私は政府の肩を持つ立場でもありません。しかし地震と大津波の甚大な被害を受けた東北地方の農業が「科学的根拠の薄弱な暫定基準値」のお陰で追い打ちを受けるのはあまりにもむごすぎると言っているのです。

科学への過信が今回の大災害の原因の一つです。科学、科学と言葉を振り回さないで「科学的根拠の無さ」を深く考えるべきです。

その上で人それぞれ好きな産地の野菜を食べれば良いのです。その結果、多くの人がある地方の野菜を食べないのは致し方の無いのです。その判断の基準が科学的に曖昧すぎるという事、そして学問の限界を深く理解する事が重要と信じています。

それにしてもベクレルとそれを換算マイクロ・シーベルトを並べて発表しないお役所の怠慢ぶりには驚いています。コメントや反論を歓迎致します。(終り)


1kg当たり10000ベクレルのホウレン草を食べると被爆量は何シーベルトになるか?

2011年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

最近のマスコミには、放射線の強さを示すベクレルという単位と、人体の被爆量を示す単位のシーベルトが頻繁に出ています。しかし、マスコミでは丁寧に説明していないので、その数値の意味が理解出来ません。

そこで簡単な換算の例を示します。

例えば、ある人が1kg当たり10000ベクレルの放射線が測定されたホウレン草を1kgたべたと仮定します。このベクレルの数値をシーベルトへ換算する為にはもう一つの仮定が必要です。この測定された放射線は全てホウレン草に付いていた放射性ヨー素131によるものと仮定します。すると換算係数は、

       2.2 ×10 -8乗(10のマイナス8乗)   です。

したがって被爆シーベルト数は、

被爆シーベルト数=10000×2.2×(10の-8乗)=22000×(10の-8乗)

        これをマイクロ・シーベルトの単位にすると

              220マイクロシーベルト/1kgホウレン草

となります。なお、換算係数は放射性セシームの場合は違った値になります。詳しくは、http://memorva.jp/school/safety/radiation_bq_sv.php をご覧下さい。

さて10000ベクレルのホウレン草を1kg食べると220マイクロシーベルトなので、

これを毎日100グラムずつ100日間食べ続けたとします。

すると被爆総量は幾らになるでしょうか?

(100日間の被爆総量)=220microSievert×0.1×100(日)

              =2200マイクロシーベルト=2.2ミリシーベルト

一方、人体の許容被爆量は一年間で200ミリシーベルトと言われています。

それに比較すると2.2ミリシーベルトは約100分の一くらいです。

全く安全な範囲なのです。誰でも少し計算してみると現在マスコミで騒がれている野菜や牛乳の放射能汚染ほとんど問題にならない程微弱な汚染だと理解できます。すると暫定基準値を越える農作物を強制的に出荷停止にする科学的根拠が薄弱過ぎことが理解でます。

多くの人々が放射能は感情的に嫌っています。それも事実です。しかしもう少し冷静になって「暫定基準値」の科学的問題をいろいろな視点から考えなおす必要があると思っています。ご意見やコメントを頂ければ嬉しく思います。(終り)


あるレベル以上に放射能汚染された農産物、乳製品、その加工食品は法律に従って自動的に出荷停止になる

2011年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

もう1週間も前の3月17日に下の様な通達が厚生労働省から都道府県知事あてに公文書として送られています。昨日、今日と原子力安全委員会により示された暫定規制値を越えた野菜などが見つかっています。すると法律に従って自働的に出荷停止になるのです。これは日本の農業にとって大打撃になります。

皆が一人一人深く考えて賢い解決法を模索しましょう。

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食安発0317第3号 、       平成23年3月17日

都道府県知事

各 保健所設置市長 殿 あて

特 別 区 長

厚生労働省医薬食品局食品安全部長 より、

放射能汚染された食品の取り扱いについて

平成23年3月11日、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る内閣総理大臣による原子力緊急事態宣言が発出されたところである。

このため、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から、当分の間、別添の原子力安全委員会により示された指標値を暫定規制値とし、これを上回る食品については、食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることがないよう販売その他について十分処置されたい。

なお、検査に当たっては、平成14年5月9日付け事務連絡「緊急時における食品の放射能測定マニュアルの送付について」を参照し、実施すること。

添付:飲食物摂取制限に関する指標の一覧表:抜粋:

基準値はセシウムで牛乳・乳製品が1キログラムあたり200ベクレル、野菜類、穀類、肉・卵など同500ベクレル、放射性ヨウ素では飲料水同300ベクレル、野菜類同2千ベクレルなど。チェルノブイリ事故の際はセシウムのみで同370ベクレルだ

なお、表中のベクレルbecquerel, 記号: Bq)とは、放射能の量を表す単位で、SI組立単位の一つである。単位は毎秒あたり。

========参考資料====================

時事通信:汚染食品の流通規制=放射能で暫定基準―厚労省:時事通信 317()1415分配信:「福島第1原発の事故を受け、厚生労働省は17日、食品の放射能汚染について暫定的な規制値を設け、基準を上回る食品が流通しないよう自治体に通知した。
 厚労省によると、現時点で基準を超えたケースは確認されていない。国産の食品について、放射能汚染で基準を設けるのは初めてという。
 通知では、原子力安全委員会が示した指標を暫定的な基準に設定。食品衛生法に基づき、これを上回った場合は出荷や販売、調理が行われないよう都道府県などに求めた。
 検査は各地の衛生研究所が実施し、出荷段階などで食品を抽出して行う。飲料水と牛乳・乳製品、乳幼児向け食品には厳しい基準値を設定した。
 対象となる産地は限定せず、厚労省は自治体の判断に委ねた。大塚耕平厚労副大臣は記者会見で、「暫定規制は全国が対象だ。原発がある以上、福島は当然やってもらう」と述べた。」


放射能に過剰反応せず大津波災害救援と復興を急ぐべし!

2011年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

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(写真の出典:東北地方太平洋大地震画像集http://matome.naver.jp/odai/2129992391446744701/2129996962447084803

第二次大戦の敗戦を第一の国難と言えば、今回の地震・大津波災害は日本の第二の国難と考えられます。そして大津波災害が原因で福島原子力発電所の爆発と放射性物質の空中放散と海水汚染も起きました。重ね重ねの災難です。

放射能は私も怖いです。しかし、毎時22マイクロ・シーベルト以下の放射能なら怖くありません。過剰に騒ぐ程ではありません。福島原発から30km以上離れた所は安全です。微量のセシームやヨー素のついたホーレン草や魚介類は,平気で食べます。この事は何度も、何度も、クドクドとこのブログに書いてきました。

ところが最近の新聞を見ながら、憂慮に堪えない思いをしています。毎日、毎日、一面は福島原発の事故と放射能放散の記事ばかり大きく出ています。

東北地方で今も救助や救援を待っている人々が多数居るのです。避難所で飢えと寒さに息絶え絶えの人々が居るのです。お風呂に10日以上も入っていない人も居ます。そしてまだ発見されていない遺体が何千人と居るのです。発見して貰って家族にお葬式をして貰うのを瓦礫の下で待っているのです。

この事実を新聞は毎日一面に大きく掲載すべきと思います。福島原発の事と同じ大きさで並べて一面に毎日掲載すべきと思います。東北地方には18ケ国からの救援隊が展開しています。アメリカ(軍隊を除く)は100人以上、ロシアは155人、南アフリカは46人、その他100人以上の救援隊が展開しているのは、韓国、シンガポール、ドイツ、オランダ、中国、英国、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、台湾、モンゴル、トルコ、イタリア、インドネシアなどです。皆が瓦礫整理と遺体収容に働いています。そして既に112体の遺体収容をしているのです。

日本の新聞はこのような地震・大津波の災害関係の救援と復興についてもっともっと大きな紙面をさいて報道すべきです。

放射能を過剰に怖がるのは科学的な態度ではありません。赤ちゃんを持った若い女性が過敏になるのは許せます。しかし大の大人が感情的に騒ぐのは大津波災害復興の足を引っ張ることになるのです。

昨日、アメリカの航空母艦から飛び立ったヘリが孤立した避難所を丁寧に探し回り、危険な所でも着陸して救援物資を届けている光景をテレビで見ました。ヘリの機長が降りて行って、老人一人一人の手を両手で握ってあげているのです。雲を突くような大男を、老人達が感謝と安堵の顔で見上げています。涙を溢れさせている人もいます。これを見て放射能騒ぎだけを大きく報道し、東北地方の災害の事を一面で報道しない新聞が、何故か恥ずかしくなりました。そうです日本の新聞は私の心の一部なのです。

今日はマスコミ関係者が、東北地方の地震・大津波災害復興の事を忘れないようにお祈り致します。藤山杜人

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明るいニュース・・・ばあちゃんと孫 2人で9日間頑張った!

2011年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

大津波の惨状の様子を見る度に悲しい気持にさせます。テレビで映像が流れると悲痛な思いにとらわれます。亡くなった方々の為に、私も喪に服しているような感じがいたします。

それが昨日、突然明るいニュースが流れたのです。津波に洗い流された石巻市の瓦礫の中から助けを呼ぶ声がしたそうです。警官が近づくと倒れた家の屋根の上にいる少年が、「オーイ、この下におばあちゃんが居る!」と叫んだそうです。石巻署の清野陽一巡査部長、佐藤秀一巡査、春日大策巡査、千葉知洋巡査の4人が瓦礫を懸命に掘り、中に横たわっていた おばあちゃんを助け出し、上で叫んでいた孫と一緒にヘリコプターで病院へ運んだそうです。2人とも大変元気でいろいろな事を喋ったそうです。

2人は、阿部寿美(80歳)さんとその孫の阿部任(16歳)君です。

2人が一緒に2階の食堂で食事をしている時、地震・大津波に襲われ家ごと流されたそうです。家は原型をとどめない程に壊れましたが、2階の食堂はやっと這って歩ける空間が残っていたそうです。倒れた冷蔵庫で動けない おばあちゃんの為に孫の任君が活躍です。暗い空間で乾いた布団を引っ張り出しタンスの上に敷き、ばあちゃんを寝かせます。自分もダイニングテーブルの上に寝ました。家が潰れていて外に出られません。そのまま おばあちゃんと孫が9日間も過ごしたのです。幸い倒れた冷蔵庫には水やヨーグルト、菓子などの食品があったのでそれを食べていたそうです。津波に襲われた直後に任君から父親の明(47歳)へ携帯電話が50秒だけつながって、ばあちゃんと元気で食堂にいると連絡があったそうです。勿論、父親は必死で家を探しますが元の場所には何も無く、家が何処へ流されたかも見当もつかなかったそうです。

明るい話です。9日間も元気に生き延びたという事は間違いなく人々へ勇気を与えます。しかしもう一つ私が感動した事があります。それは、おばあちゃんと可愛がっていた男の孫という組み合わせが良かったのだと思います。ばあちゃんと孫の間に強い愛情があったからこそ、9日間のしのげたのです。私はそのように信じています。発見した警官へ、「この下に、おおばあちゃんだ居る!」と真っ先に叫んだのです。

老妻がこのニュースを見て嬉しそうにしています。これから3人の男の孫が今以上に、ばあばの話し相手にさせられそうです。

それはそれとして石巻市で孫とその おばあちゃんが9日間元気に生き延び、救出された事に心からのお祝いの言葉をお送りしたいと思います。本当に良かったです。そして希望の光が多くの方々に射しますように。

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福島原発放射能に関する非常に重要な安心情報を2つ見つけました!

2011年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

(1)福島原発工場内の放射能は放水・冷却以来、確実に下がる方向へ転じたのです。それを示しているのが、今朝の読売新聞2ページ目にある工場内放射線量の3月17日、18日、19日、20日、21日の測定結果を示す図面です。

(2)文部科学省の福島原発周辺の46ケ所の放射能強さの分布図を見つけました。

それは「福島第一原子力発電所の30km以遠のモニタリング結果について」です。(http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/19/1303727_1819.pdf )

この二つの情報を繋ぎ合わせ、私は非常に安心しました。福島原発の放射能はこのままの状態で推移するとしたらもう安心出来るのです。私自身は深い安堵感を持つに至ったのです。

何故安心して良いか?その理由を説明したいと思います。

今日の読売新聞2ページ目の「放射線量減 放水効果か」と題する記事の下のほうに小さな図面があります。

3号機から北西へ500m離れた事務所本館北で測定した放射線量が放水によって顕著に減少しているのです。

3500マイクロシーベルト位あった放射線量が21日には1700マイクロシーベルトへと減少しています。特に19日に2330トンの水をかけた後は3400から2800へと減少し、更に20日と21日に1137トンの水をかけてからは1700マイクロシーベルトまで減少したのです。3500から1700へ減ったという事は実に半分以下になったという事なのです。これは測定誤差とは考えられません。

この図面は非常に重要なので一面トップに紙面の4分の1位のスペースで掲載すべきと思います。東京消防庁と自衛隊の決死の放水作業の大成果です。特に東京消防庁の現場の高山幸夫隊長と富岡豊彦隊長の記者会見は感動的でした。自衛隊も記者会見をして貰いたいと思います。

一方外部からの電源復旧工事も原発の炉の外までは繋がりました。しかし、私はあまり期待していません。その理由を明快に言ってしまえば、原子炉建屋の内部が爆発で粉々になっているからです。冷却系統の配管も壊れ、モーターの配線も壊れている状態を復旧するのは至難の業だからです。これから数日、あるいは数週間かかると思っています。その間はやっぱり東京消防庁と自衛隊の放水の奮戦が必要なのです。全国の消防署からの応援もあるので必ずや成功すると確信しています。

さて福島原発周辺の数多くの放射線強度の分布が文部科学省から発表されています。

是非、是非、http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/19/1303727_1819.pdf をクリックして46ケ所の放射線強度の測定結果一覧表と地図を丁寧にご覧下さい。

私は昨夜の記事で、1年間住んでいても安全な地域は一時間あたりの放射能は22.8マイクロシーベルト以下の土地という結論を出しました。もしこの計算結果が正しければ22.8マイクロシーベルト/時間, 以上の放射能強度を示していところは30km以遠ではありません。福島市も相馬市も全て数マイクロシーベルトなのです。

ただ原発より北西へ30km以上はなれた地点で140マイクロシーベルトと非常に高い値があります。これは危険信号です。しかし、西方向30km以遠の所では1.6マイクロシーベルトという低い値を示しています。この事は測定した3月18日の風向きの影響と考えられます。すなはち毎日平均して22.8マイクロシーベルト以上の場所は半径30km以遠には無いではないかと私は考えています。

勿論以上の結論は素人の私個人の結論なので保証の限りではありません。一つの参考情報としてお考え下さい。

放射能は見えません。臭いもしません。自分自身で調べて安心する他には良い方法がありません。ここに書いている一連の記事はその経過で御座います。皆様の恐怖心が少しでも静まれば嬉しく思います。

今日も福島原発の現場で献身的な活躍をしている東京消防庁、自衛隊そして東京電力と関係会社の皆様のご健康を心からお祈り致します。避難した方々に平安な日が来ますように!

藤山杜人


シーベルトの定義と居住地の安全度の計算例の正誤を問う!

2011年03月21日 | 日記・エッセイ・コラム

シーベルトの定義は以下の通りです。

「『1kgの物体に1メートル毎秒毎秒の加速度を生じさせる力』で1kgの物体を1メートル動かしたときの仕事」が1kgの物体に1時間のあいだで吸収された量に,放射線の種類ごとに定められた係数をかけたものを「シーベルト」という単位で表します。
(係数をかけるのは,放射線の種類ごとに影響の強さが異なるからです)
よって,1時間当たりに吸収されたエネルギーの大きさということになります。

(出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1057777500 )

ですからマスコミで、例えば福島市24マイクロシーベルト、新宿0.24マイクロシーベルトという発表があったとすれば、それは1時間当たりの放射線被爆量の意味と思います。

人間の受ける被爆総量が200ミリシーベルト以下なら安全と言われています。

そこで仮にこの200ミリシーベルト(200000マイクロシーベルト)を1年間の総量として被爆した場合を考えてみます。

この総量200ミリシーベルトを毎日同じ量だけ被爆を受けたとしたら、1時間当たり、どのくらいの被爆量になるか計算してみます。

1時間の被爆量=200000÷365÷24=22.831マイクロシーベルト(1時間当たり)となります。

そうすると福島市の24マイクロシーベルトは22.831より大きいので危険な地域と言う事になります。新宿の0.24は安全な地域となります。

ところが専門家の計算に基づく政府見解では、福島市は安全な地域となっています。

3月11日の福島原発事故以来、20kmの地点、30kmの地点、そして福島県の多くの市町村での測定によると24マイクロシーベルトは一回だけで、あとはその10分の1以下だったに違いありません。

さて皆様へお聞きしたい質問が2つあります。

(1)上で、私が行なった計算は間違っているでしょうか?間違っている場合には何処をどの様に間違っているのでしょうか?

(2)福島県の各自治体が測定している放射線強さの測定値はインターネットの上に公表されているでしょうか? もしそうなら2つ、3つの実例のURLをお教え下さい。

文部科学省の福島原発周辺の測定値は、http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/19/1303727_1819.pdf に御座います。

素人ながら私は、マスコミ発表のマイクロシーベルの意味を明快に理解出来るようにしようと努力しています。大変重要な事項なのでより多くの人々がマスコミ発表の○○マイクロシーベルトが安全値なのか否か判断が出来るようになることを祈っています。

意味の分からない測定値をやたらにマスコミは発表していますが、それは恐怖心だけを煽りたてる結果になります。もっとその意味が分かるような解説をドンドンして頂きたいと切に願っているのは私だけでしょうか?

ご参考までに、

娘がまだ9ヶ月なので、毎日、モニタリングポストの数値がアップされている理研化学のホームページを確認してます。
平常時が0.04μSv/hなのに、高い数値ですと、0.20を観測してます。不必要に外出しないことを心がけています。
子供はベビーカーで外にお散歩に行くのが大好きなのに、中々出してあげることが出来なく可哀想です。

親の不安を感じているせいか夜中、泣くようになりました。

藤山からのお答え:今回の私の試算では22.381microSievert per hour 以下なら安全とでました。しかし私は素人ですので保証は出来ません。

素人ながら、理研の0.20マイクロシーベルトはまだまだ安全圏と思います・

ご心配なら専門医とご相談ください。