最近はは引退した高年齢者がどんどん増えている。
そして、いろいろ多様な趣味が盛んになる。すると現役中の人々へも影響し、若い人々も趣味の重要性に目覚める。引退後に備えて種々の趣味を少しずつ始める人も増える。
例えば、趣味の一つとして「薪ストーブの趣味」が若い人々の間にも最近流行っている。そこで今回は薪ストーブについて書いてみたいと思う。
筆者は、1973年に山梨県北杜市の山中に小屋を作って以来、薪ストーブを40年位使ってきた。
しかし5年ほど前に一時止めてしまった時期があった。
煙いし、灰は飛び散るし、薪つくりが億劫になって来たからである。
しかし、やっぱり薪ストーブの木の燃える香りが懐かしくて3年前から再び始めてしまった。
カタログを調べて簡素な構造の薪ストーブをネットで注文して新潟県から取り寄せて使っている。下の写真が現在使っている薪ストーブだ。
以前使っていた薪ストーブは知人の会社で特に制作してもらったものであった。頑丈で大きなものだったので20年間も使ってきた。しかし、鉄板製であったため、長い間の使用中に鉄板が少し変形し、煙が洩れるようになった。
そこでそれを止めて、札幌から買って来た下の写真と同じなつくりのものを数年使っていた。
従って、下の写真は3台目の薪ストーブである。
ところが最近若い人々に間で流行っているのはドッシリと重い鋳鉄製のものが多い。鋳鉄製で前面に耐火ガラスが嵌め込んだものが10万円から30万円で売られている。上の写真は新潟県のホンマ製作所のもので10万円から20万円のものである。
薪ストーブの趣味は、従来は別荘に限るという考え方があった。
しかし最近は都会の自宅でも使えるようになっている。排煙処理装置がついて煙が出ない。出るのは無害な水蒸気と炭酸ガスだけである。 都会では焚き火や煙の排気は禁止されているので排煙処理装置が絶対に必要になっている。
薪ストーブを設置する時に注意すべきは煙突の直径である。薪ストーブ用の煙突は普通の煙突よりかなり太くて、直径16Cmのものが多い。太い煙突を高く上げるほど良く燃える。
薪そのものは都会地の大型ホームセンターでも売っているので問題は無い。
自宅に趣味専用の部屋を作る人々が増加しているようだ。その趣味の部屋の中にこの薪ストーブを設置するのが良い。