霞ヶ浦でヨット遊びを23年6ケ月させて貰いました。
この湖はいつも優しく私を迎え、楽しく遊ばせてくれました。今月の下旬にヨットをTKさんへお譲りしてヨットの趣味を終了いたします。
今日は最後の整備をしてから船を出し、ゆっくり、ゆっくり巡航しながらいろいろな事を思い出しました。そして霞ヶ浦へ静かに別れの言葉を言ってきました。
いろいろな人々と一緒にセイリングした時の情景が脳裏に去来して懐かしさで胸がいっぱいになりました。その折に撮った写真をお送りいたします。
ヨットは25年前に小型のディンギーから始めました。始めの2年ほどは江の島や葉山のマリーナから沖に出ました。
そして23年6ケ月前の春に琵琶湖の雄琴から小型クルーザー・Yamaha19を買い、霞ヶ浦マリーナへ陸送してきました。
霞ヶ浦マリーナは当時、「筑波水郷汽船株式会社」という古い名前の会社が経営していました。そのマリーナは経営者が変わり、「京成マリーナ」となり最近は「ラクスマリーナ」という名前になっています。
私はすぐに茨城県の県庁の管理している係留場所へ船を移動し、そこに22年係留していました。
丁度、13年前に現在のJoyrack 26を買い、現在にいたっています。
今日は23年6ケ月前から1年半の間係留していた当時の霞ヶ浦マリーナの桟橋へ行ってみました。当時は日本の高度経済成長の時だったのでクルーザーヨットがこの桟橋にビッシリと係留されていました。
長い経済不況のせいで現在はご覧のようにガランとしています。隔世の感に心が痛みます。世の中の様変りの速さに無常感が体をつつみます。
それも人生の一こまなのです。未練をサッパリと切り捨て、軽い気持ちで常磐高速道路を飛ばして帰って来ました。
皆様は長い間続けていた趣味をどのようにしてお止めになるのでしょうか?