1、中国の一党独裁は長期間続く!・・国民の本音はそれを支持しているからです:
2、鄧小平の1992年の南巡講話が中国のGDPを世界2位にした!:
3、歴史から抹殺される胡 耀邦総書記と後任の趙 紫陽総書記・・・そして中曽根総理大臣の靖国神社参拝中止:
4、22年前の天安門事件を振り返る(2)広場の惨殺死体とその最中のゴルバチョフ大統領の訪中:
5、22年前の天安門事件を振り返る(1)胡 耀邦総書記と趙 紫陽総書記
上に掲げた5編の記事は最近このブログに掲載した中国の経済成長に関する政治的背景を説明したものです。中国の経済が急成長した理由は鄧小平の市場原理にもとずく資本主義的政策のお陰です。それを効率よく推し進めるたのは共産党の一党独裁体制です。したがって共産党独裁に反対する胡総書記と後任の趙総書記は抹殺される運命に遭ったのです。そのような趣旨の説明でした。
これら5編の記事は中国人の立場に立って考えるとこのように理解されますという内容でした。如何にも中国へ友好的な内容です。中国をひいきにしていると誤解されても仕方のない書き方でした。しかし客観的に観察するとこのような解釈が正しいと思います。別に中国をひいきにして日本をおとしめている訳では毛頭ありません。これら5編の記事へ対して、2、3人の方から中国のチベット占領やウイグル族の圧迫は許せないというご意見を頂きました。また中国の急激な軍備拡張は日本の恐怖だというコメントも頂きました。このような批判は当然ではありますが、感情的であり決して建設的な結果へつながらないと信じています。
そこで今回は中国の軍備拡張に関して大人の為のクイズの問題を出してみたいと思います。ご自分でお考え頂ければ嬉しく思います。
(1)「中国人民解放軍」を検索してその軍備を日本の自衛隊と比較して見ましょう。第一のクイズの問題は、「中国軍は日本へ上陸、占領する作戦能力を本当に持っていると考えますか?」です。
(2)中国の軍備は非常に古いものと言われています。日本の自衛隊の戦闘機、イージス艦、各種のミサイル、潜水艦などで中国の日本上陸を阻止出来ると考えられますか?
(3)中国は原子力潜水艦や核兵器を所有していますが、それらが日本攻撃に使用されると考えられますか?
(4)中国の航空母艦の完成によって中国は太平洋の制海権を握れるでしょうか?
(5)中国が日本を武力攻撃しないようにする外交政策とはどのようなものでしょうか?
上のクイズの問題には正解はありません。皆さまの思考の仕方次第でいろいろな答えが出て来ます。その思考を繰り返して行くと、中国の軍備拡張は怖がる必要が無いという結論に近づくと思います。中国のチベット占領やウイグル族地域の圧政については続編で私の考えを述べたいと思います。
上記の中国の急激な軍備拡張に関して皆さまのご意見を頂ければ嬉しく思います。(続く)
下に中国軍の自走式榴弾砲と最新型の戦闘機と目下完成近い航空母艦の写真を掲載いたします。