おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

民主党への批判が爆発するということへの無自覚

2010-12-20 21:53:47 | つぶやき
「民主の友愛が壊れ始めている」鳩山氏引退撤回(読売新聞) - goo ニュース
 めまぐるしく話題が変わっていくご時世。鳩ぽっぽ発言も一過性のもので終わってしまいそう。けれども、今回の発言は、看過できない。「民主の友愛が壊れ始めている」と。
 普天間基地をめぐり、沖縄県民のみならず国民の「友愛」を自ら壊したのをはじめ、不明朗な政治資金問題など数々の失態に対して何らの反省もなく、ついには民主党政権に対する一抹の期待を全く裏切った。そして、大きな政治不信を招いてきた言動に対する自己批判は、まるでない。
 「ひいきの引き倒し」ということや「ほめ殺し」などという言葉があるが、いよいよ民主党崩壊に手を貸す、国民がますます民主党を見限ることになることに、気づかない脳天気な御仁。
 ここまで国政を混乱させ、国民の生活・平和を脅かすような言動を繰り返し行ったあげくの言葉が、「民主の友愛」が崩壊しはじめた! それが、引退撤回の趣旨。宇宙語もここまで来ると、地元の支持者もあきれかえるはず。にもかかわらず、少しも意に介さない。
 これで、地方選での民主党の連戦連敗はいよいよ決定的になった。そして、次回衆議院選挙での民主ぼろ負けも・・・。勿論、菅首相をはじめ、閣僚の不穏当な言動にもその責任は大いにある。
 特に、普天間移設に関して「ベター」発言は、ありえないでしょ!
 国外せめて沖縄以外としていたマニフェストを追求できず、迷走迷走のあげくに、不勉強故の大転換、結局、自民党時代に後戻り、その後の県民の怒り、不信爆発、知事選の結果・・・。対米、対中、対北朝鮮、対ロという東北アジアの国際情勢、そういうこの間の政治情勢からすれば、せいぜい「苦渋の選択」という発想ができないのか)。
 それに輪をかけて、小沢さんと貴方とがいかに民主党を窮地に追いやったかの自覚がまるでないまま、小沢さんをほめちぎるセンスのなさ。
 結局、膨大な(不明朗な)選挙資金を配って、金のない候補者が選挙を闘い、勝った(今後もそうに違いない、という国民のあきらめ)だけが残る。
 今回の発言・居直り・無知厚顔ぶりは、何とかしてこれまでの硬直化した政治情勢を変えて、国民本位の政治にしようとの政治信念を掲げて苦労している民主党議員、支持者を愚弄する以外の何物でもない。 
 自・公は、かつての悪行にすっかりほおかむりして、こうした敵失にほくそ笑む。
コメント
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